スイカ栽培(育て方)に秘密あり!!/家庭菜園でも簡単にできる!!
お子様も大好きな夏の味、スイカをご自宅でも栽培できたらいいと思いませんか?
育て方はそんなに難しいことはありません。
コツさえつかめば大丈夫です。
また、お子様と一緒に育てる過程も楽しめば、新鮮なのはもちろんですが、美味しさもひとしおなはずですよね。
初心者でも、栽培しやすい品種を選んだり、コツをつかめば甘くて美味しいスイカが育てられますので、ぜひ挑戦してみてください。
スイカ栽培の方法
ご存知の通り、スイカはウリ科の中でも大きな実をつけます。
ただ、大きな畑ではなくても、ご自宅の庭や、プランターでも収穫量こそ減りますが、育て方にはそんなに差がなく栽培することができます。
それぞれ合った場所で、植え方を工夫してみてください。
スイカを育てるには、種から植える方法と、苗から栽培する方法があります。
種からの場合、発芽までの防寒対策が難しいため、初心者には苗からの栽培がおすすめです。
プランターでも栽培できますが、スイカは根の量も多いので、なるべく大きく深さのあるものを用意し、横幅60㎝以上のものに1株を目安に植えていきます。
高い気温と乾燥した空気、日光がスイカの栽培には欠かせません。
20~30℃で良く育ち、湿気などで病気や根腐れなどを誘発してしまいますので、できるだけ日当たりの良く、風通しが良い場所で栽培しましょう。
スイカ栽培のコツを押さえましょう
初心者でも栽培できますが、失敗しないためにもコツを押さえておきましょう。
育てやすい品種を選びましょう!
大玉スイカと小玉スイカがありますが、スペースが限られている場合は、紅小玉や紅しずく、サマーキッズなどの小玉スイカがお勧めです。
大玉スイカの場合は、縞王や天竜2号が育てやすいでしょう。
スペースがないなら縦に育てましょう!
畑などのようにスペースが広くとれず、地這い栽培ができない場合は、支柱と棚、ネットを使い、空中栽培をします。
空中栽培とは、支柱や棚などでツルを支持してあげて、縦方向に栽培することです。
地面に這わせることはしません。
成長し、重くなってきてもしっかり支えられるように支柱、棚はしっかりと固定してください。
ネットも、排水口用のネットなどで代用しても大丈夫ですが、丈夫なものを選び、しっかりと支柱に結んでおいてください。
水はやり過ぎないようにしましょう!
土の表面が乾いている時にはたっぷりの水やりが必要ですが、あまりあげすぎると、水っぽい味のスイカになってしまいます。
また、過度な水分は病気になりやすかったり、スイカがじめじめした土に直接触れていると腐る原因になってしまします。
甘いスイカを育てるためにも、水のやり過ぎには注意しましょう。
スイカの栽培で重要な摘芯とは?
スイカは、本ツルではなく子ヅルに実ができるので、ある程度成長したら先端を手やハサミで摘み、摘芯します。
本ツルを摘芯後、子ヅルが数本伸びたら、育ちの良い子ヅル2本だけを残し、そこに実をつけるようにしましょう。
1株から1~2個の実をつけるのが目安です。
果実の数が多いと栄養がそれぞれにいってしまい、大きくならなかったり甘味が弱くなってしまいます。
もったいないような気もしますが、摘芯や摘葉はしっかりと行いましょう。
子ヅルの2番花に受粉し、実をつけるようにしますが、子ヅルの1節から果実までにできる孫ヅルは摘み取るようにしましょう。
それ以降にできる孫ヅルは放任しておいて大丈夫です。
スイカ栽培で気をつけたい病気は?
スイカはそれほど病気にかかりやすい植物ではありません。
しかし、じめじめした過湿状態を嫌うので、水のやりすぎや、風通しが悪い状態だと、うどん粉病にかかってしまうことがあります。
また、ウリ科はアブラムシやウリハムシがつきやすく、これらが病原菌を媒介し、病気になることもあります。
見つけたらすぐに捕殺するようにしてください。
まとめ
コツさえつかめば自宅で甘い獲れたてのスイカを食べる事ができるなんて嬉しいですよね。
収穫までは少し長い期間が必要ですが、毎日お子様と楽しく観察しながら育ててみてください。
収穫し、2~3日後が甘くて美味しいスイカの食べごろです。
こちらの記事もどうぞ!!
タグ:楽しみ