臨月の過ごし方は?また胎動ってどんな感じ?そんな不安に答えてみました!!
妊娠して36~40週目、10ヶ月目は臨月と言われる時期に入ります。
様々な体調の変化などを乗り越え、いよいよ出産を控える臨月の時期です.
出産前のこの時期ならではの、注意すること、準備することを今一度確認して備えておきましょう。
臨月の過ごし方
臨月は赤ちゃんがすぐに生まれても良い状態にまで成長しています。
臨月の初期の頃はお腹が大きくなり、胃を圧迫するので妊娠初期のような、つわりを感じることもあります。
ただ、徐々に赤ちゃんは下の方に下がり、今まで圧迫されていた胃が軽くなったように感じます。
そのため、急に食欲が出てくることもあるので、体調管理には注意して過ごしましょう。
食事について
この時期につい食べ過ぎてしまうと、お腹の赤ちゃんが太ってしまったり、脂肪が増えると産道が狭くなることがあります。
出産時に赤ちゃんに負担がかかったり、お産が長引く原因になってしまうこともありますので、注意が必要です。
栄養バランス、カロリーはもちろんですが、食欲がでてきても腹8分目を心がけましょう。
外出の際も注意
また、少しの運動は必要な時期ではありますが、外出時にはいつ陣痛が起きて入院しても大丈夫な準備と、できれば病院まで30分以内で行けるようにとどめておくと安心です。
準備しておきましょう
この時期は出産予定日の前後でいつ生まれても良いように、体も気持ちも、入院用の荷物の用意もして、リラックスして過ごすようにしましょう。
臨月の胎動は?
臨月に入れば、それまで活発に動いているのが感じ取れた胎動の回数が減り、弱く感じるようになってきます。
これは、赤ちゃんが骨盤にすっぽり収まっているため、赤ちゃんの頭が固定され子宮内で動くスペースが小さくなっているためです。
ただ、もちろん臨月の際にも、赤ちゃんは動いていますので、胎動はあります。
20~30分毎に寝たり起きたりを繰り返しています。
以前に比べると下の方の位置で胎動を感じたり、以前よりも弱く感じることもあります。
よくチェックするためには、いつ頃よく動いているか、どのようなリズムで赤ちゃんがお腹の中で過ごしているかなど、臨月になる前から知っておくと良いでしょう。
臨月のお腹の張りは出産準備の証
お腹が張るということは、赤ちゃんがすぐに生まれても良い状態になっている証です。
臨月に起こるお腹の張りは、妊娠後期までと違い心配する必要はありません。
臨月の適度な運動と注意点
お腹に張りを与えるためにも、適度な運動をするようにしましょう。陣痛を促す効果と共に、安産になりやすい体を作ることができます。
チェック
- 運動をすることで子宮が開き、赤ちゃんがおりてきやすくなる
- 出産時の体力をつけることができる
- 不眠、腰痛、便秘などを改善して、心身ともにリラックスできる
- つい食べ過ぎてしまいがちな臨月時期の体重管理のためになる
激しい運動はもちろん避けないといけませんが、お母さん・赤ちゃんにもいい影響があるので、特に有酸素運動を取り入れながらこまめに体を動かすようにしましょう。
おすすめの運動
30分程度のウォーキングや水泳などの有酸素運動は、酸素を効率的に体の内に取り込み血流を高めることで脂肪を燃焼させます。
とはいえ、運動の習慣がなかった方がいきなり運動するのは30分でもつらいもの。
無理はせずに、いつもの家事やちょっとしたお買い物も立派な運動になります。
床の雑巾がけや、階段の上り下りのような昇降運動も、足元に注意して行いましょう。
臨月の吐き気
体調の良い時もあれば、ホルモンバランスが変化するこの時期、体調が悪い時もあります。
代表的な例としては、吐き気・気持ち悪さを感じることです。
どうしても、体調が悪くなると不安になりますが、この吐き気は出産の兆候でもあります。
赤ちゃんを産む体になるため、ホルモンの分泌が増えることや、広がった子宮が胃や腸を圧迫して起こるためです。
あまり深刻になる必要はありませんが、できれば心地よく過ごしたいですよね。
そのためには、食べ過ぎに注意したり、消化の良いものをゆっくり食べたり、食べた後にすぐに横にならないようにすると和らげられます。
とはいえ、激しい吐き気や脱水症状などになった際はすぐに病院に行きましょう。
まとめ
色々と体の変化が大きくなる時期でもある臨月。
自分と赤ちゃんの体調をチェックしながらゆっくりとリラックスして過ごしたいですね。
そして、ご自身のためにも、周りでサポートしてくれる方のためにも、いつでも出産ができる準備を必ず分かりやすい場所に用意しておくことも大切です。
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