読み聞かせにおすすめの本を紹介!!/読み聞かせは、親子の絆を深める大切なコミュニケーションです。
読み聞かせは、親と子が一緒な空間の中で、読み手と聞き手となり、絵本の世界を楽しみ共有することができる、親子の絆を深めるおすすめのコミュニケーションです。
また、読み聞かせは、子供の心を感情豊かにし、「人の話を聞く力」や「想像力」「言語能力」などが高まる効果があります。
1ページ1ページが、笑って、泣いて、感動に触れ合いながら、かけがえのない親子の思い出となっていきます。
絵本の読み聞かせ(おすすめの絵本を紹介)
ストーリーの絵本を理解できるようになってくるのは、自立したい気持ちが強まる3歳〜4歳と言われています。
この頃には、たくさんハッピーエンドのお話に触れさせてあげることで、「失敗しても最後には楽しい世界が待っているんだ!」と前向きにやっていく気持ちになったり、励みになるとされています。
絵本の「読み聞かせ」と言えば、「親子一緒に笑える絵本」というタイトルで新聞に載せられていた記事を見つけました。
その記事の中には、低学年読み聞かせに、楽しんでもらえそうな「イカタコつるつる」(作・絵:長 新太さん)という絵本が紹介されていました。
「イカタコつるつる」のお話は、読み手の工夫と演出が問われる絵本で、イカがラーメンを食べてから、足とラーメンがつるつる混ざってこんがらがってしまうという内容の本です。
この本を読んで、笑うツボを体験したお子様たちは、表紙を見ただけでクスクス笑ってしまうという、笑いと楽しいさがいっぱいの本とされています。
「イカタコつるつる」のお話は、いきなり、はらぺこなイカがラーメンを食べるところから始まり、「つるつる つるつる つーるつる」の繰り返し。
うっかり自分の足まで食べちゃって「いたいけど、おいしいよ〜」となる。
今度はタコが登場して、スパゲッティを「つるつる つるつる つーるつる」の繰り返しのところから、子供たちの心が高ぶり始め、やがて笑いが止まらなくなります。
読み手も子供も一緒に笑える楽しい絵本とされています。
この絵本は、お子様に「美味しそうに!」伝わるように、読み手が明るくテンポ良く読んであげると良いそうです。
また、読み手が、笑いを発見したり、作り出してあげながら、スピード感とノリなど工夫してお子様に笑いや楽しさも伝えてあげると良いそうです。
この新聞の記事を読ませて頂き、童話好きの私は大変興味を持ちました。
クリスマスの贈り物などにも、是非「イカタコつるつる」の絵本を孫娘に贈ってあげたいと思いました。
昔話の読み聞かせ(おすすめの定番昔話しを紹介)
昔話は、昔の人の生活や時代を背景にした、昔ながらの独特の言葉や、リズム感がある言い回しを取り入れ心に残る、奥深いお話です。
今の創作童話や絵本にはない、昔話の中の古き「習慣」「教訓」「昔ながら言葉遣い」などがちりばめられています。
お子様がより良く理解できるように、読み手が工夫した読み聞かせで伝えてあげると子供たちにもより一層楽しまれるのではないでしょうか。
日本公文教育研究会が運営する「ミーテ」での「日本の昔ばなし」についての調査では、「日本の昔ばなしの読み聞かせは子育てに役立つ」という回答が96.9%も得られたとされています。
「ミーテ」での調査子どもに読んであげたい「日本の昔ばなし」のランキングでは、以下のような結果がだされました。
出典:教えて!「日本の昔ばなし」アンケート 調査結果より(http://mi-te.jp/contents/cafe/11-7-2074/)
1位:かさじぞう
人の気持ちのわかる優しい子に育ってほしいから。
神秘的で、優しさや思いやりの大切さ、心の温かさを感じることができる。
目に見えないものを敬ったり、大切にする気持ちを子供に伝えたい。
2位:ももたろう
みんなで決断することの大切さを学んでほしい。
「大きな桃」「桃から生まれる」など、実際ありえないことが面白い。
正義感、道徳観を養うことができる。
3位:はなさかじいさん
ストーリーがわかりやすい。
周りの人や物のの大切さを教えられる。
いいことをしたらいいことがある。悪いことしたら報いがあることがはっきりしている。
動物を大切に思う気持ちが芽生えそう。
読み聞かせの効果は絶大です。
今、読み聞かせは話題にもなり流行ってきています。
しかし、読み聞かせるにあたり「どのようにしたら上手に読んであげることができるのだろう?」と悩む人も増えてきていると言われています。
お子様のことを「あなたのことが大好きだよ!」という気持ちで、「ぎゅっ」と抱きしめるように、絵本を読んであげるこが大切です。
すると、「ぼくは愛されているんだ!」「ママはわたしを大好きなんだ!」と、毎日「愛する!」ということも自然に心に身についていくとされています。
お子様は、大人のように「読むのが下手だね!」とか「上手に絵本を読むんだね!」などと言って、大人に評価や点数などつけるようなことはしません。
お子様は、お父さんやお母さんの読み方がどんなに下手くそでも、大好きな人から本の読み聞かせをしてもらえるだけで、とっても嬉しいのです。
お子様と本(絵本)との出会いによって、お子様と家族の間にスキンシップやコミュニケーションがとることが大事です。
読み聞かせの時間が多ければ多いほど、お子様の心の中に豊かな信頼が育っていくのです。
毎日、本を「読み聞かせ」してあげることで、以下のような効果があるとされています。
- 人の話を聞けるという力がついてくる。
- 話を聞きながら、イメージができるようになる。
- 考える力が生まれる。
- 優しい気持ちが生まれる
- 思いやりの心が育ちます。
- 脳を育てます。
- 目に見えない心を育てます。
毎日同じ本を読んであげたとしても、子供の感動は日々新しく新鮮なものとなります。
膝の上にのせて読んであげたり、ゆっくり挿し絵を子供に見せてあげたり、そして、お話が終わった後は、親子でお話の余韻を楽しみながら、読み聞かせをしてあげましょう。
孫と祖母の読み聞かせ(体験談)
私は、保育園児の孫娘に読み聞かせをしてあげます。
私自身が、童話や昔話が大好きなので、読み聞かせをするときは、必ずそのお話の中に出てくる登場人物や動物、鬼、地蔵様など、全ての声や言い回しを変えています。
手振りや動作を加えながら、紙芝居のように読み聞かせをしてあげています。
「紙芝居の時間だよー!!」という私の声に、孫娘たちは駆け寄って来て、私の目の前で、ちょこんと正座をするのです。それがまた可愛らしくてね。
読み聞かせが始まると、孫娘たちは目をクルクル丸めて、私の顔を見たり、絵本を覗き込んだりと、読み聞かせに夢中になります。
それが、読み手の私にも、とても楽しくて興奮してしまう一瞬でもあります。
読み聞かせが終わると、案の定「もう一度読んで!」の言葉が繰り返されます。
さらに、読み終わったお話について、質問や思ったことなどが飛び交います。
親子でも、祖母と孫でも、読み聞かせを通して子供と大人のスキンシップができるので、家族の関係も大変充実しています。
童話好きの私なので、子供が童話を愛する気持ちが心から伝わってきます。
だからこそ、その気持ちに応えるために、私も心をこめて真剣に読み聞かせをしてあげたいと心に決めているのです。
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