ポリエステルとナイロンの違いとは?

 

普段着ている衣料品の多くにはポリエステルという合成繊維が使われています。

そんなポリエステル素材の洋服と上手く付き合っていくために、ポリエステルとナイロンの違いや、ポリエステルの豆知識をご紹介します。

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ナイロンとポリエステルの違い

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ナイロンとポリエステルは肌触りが似ている気がしますが、実際どのような違いがあるのでしょうか。

ポリエステルのメリット
しわになりにくい、丈夫で型崩れしにくい、速乾性がある

ポリエステルのデメリット
静電気がおきやすい、汚れがおちにくい、吸湿性がない

 

ナイロンのメリット
しわになりにくい、弾力性に優れている、カビや害虫に強い

ナイロンのデメリット
静電気がおきやすい、吸水性がない、高温の熱に弱い、放置しておくと黄ばみやすい

 

上記の内容でも分かるように、ポリエステルとナイロンはともにしわになりにくいことが特徴です。

また、どちらも静電気を発生しやすいので冬場には少し扱いづらい素材と言えるかもしれません。

 

 

ポリエステルの静電気を防ぐ方法

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特に冬場、衣類を着用したときにパチっとくる静電気は本当にストレスですよね。

そんな静電気を防止するためにも知っておきたい豆知識をご紹介します。

 

衣類の組み合わせで静電気防止

衣類の繊維にはプラスに帯電しやすい素材と、マイナスに帯電しやすい素材があるんです。

例えば、アクリルやポリエステルはマイナスに帯電しやすい素材と言われ、ナイロンやウールなどはプラスに帯電しやすい素材と言われています。

ですから静電気を起こしにくくするためには、衣類の組み合わせが重要です。

このことから、最悪な組み合わせはマイナスのアクリルやポリエステルとプラスのウール。

こちらを重ね着してしまうと、静電気は発生しやすくなる一方なので注意が必要です。

 

また、綿はマイナスとプラスの中間なので、どんな素材とでも上手に組み合わせることが出来ます。

ポリエステルの衣類を着用するときに重ね着するなら綿素材のものがお勧めです。

 

また、冬場に下着を着用するときは、極力綿素材のものを選んであげれば静電気の問題は少なく済みますね。

 

静電気対策グッズで静電気防止

衣類の組み合わせに注意しても、完全に静電気を防ぐことは難しいかも知れません。

そんなときは市販のグッズなどに頼ることもお勧めです。
衣類にスプレーするだけで静電気を防げるものや、ネックレスタイプのもの、またはマフラータイプのものまで、その種類は様々です。

バラエティショップなどで楽しみながら、自分にあった静電気対策グッズを選んでみてはいかがでしょうか。

 

 

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ポリエステルを洗濯するときの注意点

ポリエステルは比較的洗濯機にかけても問題のない素材だと思います。

しかし、思わぬトラブルを引き起こさないとは限りませんので、お気に入りの洋服は中性洗剤などで優しく手洗いしたほうが無難です。
また、洗濯機にかけるときは、必ずネットに入れるなど工夫してお気に入りのお洋服を守ってあげましょう。

洗濯を干すときは、直射日光は避け、陰干しを心掛けて下さいね。

 

 

ポリエステルの毛玉を防ぐ方法

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せっかくデザインもかわいくてお気に入りの洋服なのに、毛玉でぼろぼろ…なんてことはありませんか?

毛玉ができてしまった洋服は汚らしい印象を与えるばかりでなく、服自体の価値を下げてしまいます。

毛玉は賢くケアして、いつでも新品のように気持ち良く着こなしましょう。

 

衣類をブラッシングして毛玉防止

毛玉は、衣類が洗濯や普段の着用などによって起こる摩擦が原因で発生します。

摩擦によって毛羽立った繊維が絡まることによって毛玉が出来るのです。

ですから、こまめに柔らかいブラシなどで洋服をブラッシングして、乱れた繊維を整えてあげることが大切です。

 

洗濯するときは必ずネットに入れて

洗濯機を回したときに衣類同士が擦れると毛玉が出来てしまいます。

ですから、衣類の摩擦を出来るだけ避けるために、お気に入りの洋服は必ずネットに入れて洗濯機に入れましょう。

 

お気に入りの洋服だからこそヘビロテは避けて

洋服はヘビーローテーションで着用することによって、確実に摩耗します。

ですから、お気に入りの洋服だからこそ、ヘビロテは避けて大事に着用しましょう。

 

これらの対策を万全にしても、いつかは毛玉が出来てしまいます。

もし毛玉が出来てしまっても、絶対にむしらないでください。

むしることによって衣類はさらに傷つき、より毛玉が出来やすい生地になってしまいます。

毛玉を取るときは、小さなはさみで丁寧にひとつひとつカットしてあげて下さいね。

 

細心の注意を払うことが出来るのなら、カミソリを使うものいいかもしれません。

その方が早く毛玉を取り除くことが出来ますが、その分、不注意で生地を傷つけてしまう可能性がありますので、十分注意してくださいね。

 

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