油絵の描き方(初心者編)

 

美術展でその重厚感に圧倒される油絵。

ゴッホやムンクなどの作品を目の前にした感動は忘れられません。

油絵を描いてみたいけどハードル高そう、と二の足を踏んでいる人にどうしたら油絵を始めることが出来るかをまとめてみました。

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忙しい現代ではなかなか芸術に目を向ける時間はありません。

でも、何の気なしにふらりと立ち寄ったゴッホ展やセザンヌの油絵を見たりすると、いつの間にか心引き寄せられている自分がいることに気がつく人も多いはず。

すごいなあ!なんて素晴らしい技術だろう!と感嘆すると同時に、自分でも油絵を描いてみたい、という気持ちが沸き上がってくる。

 

現代ではパソコンやipadでもアプリさえ使えば油絵アートでも水彩画お絵かきを楽しめる時代。

でも、やはり本物には勝てないし、これではしっくりこないと感じた時こそ、油絵を始める時です。

 

 

油絵初心者の道具揃え

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趣味として油絵を始めるとは言え、やはり最初に揃えなければいけないのは道具です。

油絵の具、画筆、画用液、油壺、パレット、キャンバス、イーゼル、ナイフ、パレットナイフ、ブラシクリーナー、筆洗器など、ざっと挙げるとこれだけのものが必要です。

自分で揃えるとなると結構高くつきます。最初は画材店で相談して、初心者用の画材セットを買い、絵の具などは後で欲しい物を補充していきましょう。

価格はイーゼル込みで17,000円くらいを見ておいたほうが良いようです。

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油絵の描き方

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道具は揃ったところで、次はキャンバス選びです。

キャンバスにはF(人物画)、P(風景画)、M(海景画)と、だいたいの目的別のサイズがあります。

あまり小さいと描きにくいし、大きいのは初心者には向きませんので、最初はF10(縦53×横45.5)をお薦めします。

このサイズでしたら小さめの室内に飾るのにもちょうどいい大きさだからです。

 

普通、木枠に貼ったキャンバスには前もって白い塗料で下地塗りがされていますので、改めて下地塗りをする必要はありません。

キャンバスの目を無くしたい時や色付きの下地が必要なときは地塗りをしなければいけません。

これは乾燥するためには時間が必要なので数日前に済ませておきましょう。

 

次に、木炭、鉛筆でデッサンをしますが、あまり細かく描くと全体を描きにくくするので後で無駄になります。

その後、色を塗っていきますがこれを下塗りといいます。

まずは「おつゆ描き」です。

一般的には、最初に茶色で描き、次におつゆのように薄く溶いて色の強弱、陰影をつけるように描いていきます。

 

そして、やっと書き込みです。下塗りのあとは絵の具のノリも良くて、厚く塗ることも出来ますので、ゴシゴシとこ刷り込むように色をつけます。

この時、ナイフを使ったり、絵の具が乾かないうちに塗り重ねたりしてみて、油絵を楽しんでみましょう。

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