ナスの植え方・育て方に秘密あり!!

DCF 1.0

ナスは、ほとんどが水分ですが、こう見えて栄養満点で低カロリーでヘルシーな野菜なのです。

そんなナスをご自分で作ってみませんか?

愛情一杯に育てて収穫された手作りナスの味は、ひと味違う贅沢な味わいになるでしょう。

スポンサードリンク

 

ナスは栄養豊富

ナスに含まれる栄養素として、食物繊維やカリウム、ビタミンB1、ビタミンC鉄、カルシウムなど含まれています。

特に色素成分である、「アントシアニン(皮の部分に豊富に含まれている)」には、血圧降下や、コレステロール値を下げて動脈硬化の予防に最適です。

さらに、目や肝臓の働きを活性化させる効果で高い抗酸化作用があります。

 

ナス 育て方

  1. ナスは種から植えて苗になるまでに約80日もかかるので、苗を購入します。
  2. ナスを植える約2週間前には若土石灰と堆肥を入れて土作りをします。(ナスは、乾燥に弱いので保湿性のある土がいいでしょう。)
  3. 苗を購入後は、日当たりが良い場所に2日ぐらいあけてから植えます。(ポットから取り出しやすくさせるために、植え付ける前日に水をたっぷり与えておきましょう。)
  4. 土に大きめの穴を掘り、苗を植え付けます。(苗は土が少し隠れるくらいの深さに浅めに植えます。)
  5. ナスの苗を植えてから1ヶ月間は、追肥の必要はありません。(一番花が咲いたら、株の周りに追肥を与えましょう。)
  6. 主枝と、最初に咲く一番花が咲いたら、すぐ下のわき芽を2つ残して、それより下のわき芽は全部摘み取ります。(中心の枝が太くなり、実の付きが良くなります。)
  7. 最初の追肥は苗を植えてから、約1ヶ月後の収穫時から始めます。(肥料切れに注意して、化成肥料を定期的に追肥しましょう。)
  8. 土が乾燥しないように、水を十分に与え、敷きわらを敷いておきます。
  9. 開花後約20日~25日後には、収穫ができます。ナスの株が疲れると収穫量が減るので、早めにハサミを使って丁寧に収穫をします。
  10. 最初の1番果の株が、12㎝前後の大きさになったら収穫します。
  11. 真夏になったら、株の周囲にスコップを入れて古い根を切り落とします。
  12. 株の状態が良ければ、短い枝は残し、生育の良い芽の上で切り戻します。(1ヶ月後ぐらいに、切り返したところから、再び1番花が咲き、秋ナスが収穫できます。)

 

ナスを上手に育てるコツ

nasu-nae

  • ナスの根は、土の下深く根を張る性質なので、深底の鉢で栽培します。
  • ナスは、乾燥に弱い性質なので、夏前には土が乾燥しないように水をたっぷり与え、敷きわらを敷いておきましょう。
  • 収穫が始まってから、肥料切れを起こしてしまうと実の付きが非常に悪くなるため、追肥を忘れずに行います。
  • ナスは収穫期間が長く、一度ピークが過ぎても7月頃に切り戻せば秋ナスの収穫が楽しめます。

ナスの栽培方法

移植栽培と直まき栽培があります。
※ポット売りされた苗での移植栽培は、簡単にできるので初めての方にはオススメです。

苗選びのポイント

  • 苗は、枝や茎が間延びしていないもので、節が太いものを選びましょう。
  • ナスは種を蒔いて苗を育てるのは難しく、毎年同じ場所での栽培にも弱いため、初めての方は、接ぎ木苗から育てることがオススメです。

ナスがよく育つ適温

  • 夜の適温:15~16度
  • 昼の適温:28~30度※10℃以下では生育が悪くなります。

ナスはお日様が大好き!

  • 日光にしっかりあてないと発色不足になります。
  • 重なり合った葉は、取り除いてナスの日当たりをよくします。

ベランダでナスの栽培・育て方

nasu-hana

準備するもの

  • 支柱ホルダー付きの野菜プランターや10号鉢ぐらいの深めの植木鉢など。
  • 市販培養土、有機野菜の土など。
  • 長さ70cmぐらいの仮支柱・支柱竹、園芸用網管支柱など。
  • 鉢底石、誘引用ひも、鉢底ネット、移植ゴテ、ハサミなど。※鉢底石は、台所用の水切りネットに入れて、輪ゴムでしばっておくと、土を再利用するときに便利です。

ナスは育て方手順

  1. 通気性や排水性を高めるために、深めの鉢やプランターの底が隠れるくらいの鉢底土を入れます。
  2. 市販の培養土を入れます。(元肥が含まれていない土を使用するときは、あらかじめ元肥となる肥料を与えておきましょう。)
  3. 苗を逆さまにして、ポットから取り出し苗を植えます。
  4. 苗を植えた後、苗の周りを土で埋めてあげます。
  5. 倒れ防止やナスの重みで枝に負担をかけないように、支柱を立てます。
  6. 植え付け完了後に、たっぷりの水を与えてあげましょう。
  7. 成長後から収穫までの手順は、上記の【上手に育てるコツ】と同じです。

スポンサードリンク

 

ナスの育て方 種まき

ナスの種まき・植え付け・収穫時期

nasu-top

  • 種まき:2月~5月上旬
  • 植え付け:4月上旬~6月上旬
  • 収穫時期:6月中旬~10月上旬
  • ナスは、高温を好むため、早植えはしないようにしましょう。

種から植える場合のコツとポイント

ナスは種から苗にするまでには、約80日間かかります。

  • 種から植えるときは、後で定植しやすいように、ポット蒔きにします。
  • ナスの苗が順調に育ち、育苗ポットでは狭くなってきたら、畑やプランターへ定植しましょう。
  • 畑に種を蒔くときは、ナスは根を深く張る植物なので、深めに耕して元肥(種まきに先立って蒔く肥料)もしっかり与えておきましょう。
  • 土作り作業は、植え付けの7~10日前に済ませておきましょう。

 

ナス 育て方 水やり

mizuyari

水のやり方と注意

  • ナスは、乾燥に弱いため、水切れしないよう注意しましょう。
  • 表面が乾いたら、たっぷり水をあげましょう。
  • 乾燥したままにしておくと、すぐに葉が萎れます
  • 夏期は、土の温度が低い早朝に水やりをしましょう。

 

ナス 育て方 病気

梅雨時期に発生する病気と対策

  • 灰色のかび病
  • 褐色腐敗病
  • すすかび病
  • 風通しと日当たりをよくして、早期防除に努めましょう。

収穫直前に発生する病気と対策

  • 連鎖障害で起こる青枯れ病※病気の発生を抑えるので、接ぎ木苗を植えましょう。

ナスを栽培する際に発生する害虫

  • テントウムシダマシ
  • ヨトウガ
  • ハスモンヨトウ

害虫被害対策

  • 害虫被害が手に負えなくなったら、主枝株元の1芽まで切り落としましょう。
  • 気温が低下すると収穫ができなくなるので、8月上旬までに切り戻しをすることで、秋にも収穫ができます。

 

ナス 育て方 肥料

肥料はタイミング良く

収穫のときに、肥料が不足してしいると、極端にナスの実の付きが悪くなるため、肥料を追加して与えてあげましょう。

ナスの追肥のタイミングと注意

  • ナスの苗を植えてから1ヶ月間は追肥の必要はありません。
  • ナスは肥料切れを起こすので、実がなり始めたら、定期的に追肥を行います
  • 1番花の実が膨らみ始める定植後(他の場所に植えかえる)の約1ヶ月経過した頃に、ナスの株の周りに追肥を行いましょう。

 

 

スポンサードリンク

 

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ