乗り物酔いからの開放!!

 

乗り物酔いとは、車などの急な加速や減速、急カーブなどにより、乗り物が揺れたり、加速が生じた時に起こります。

三半規管が刺激され自律神経の乱れ(自律神経失調症)により、生あくびや生つば、顔面蒼白や吐き気や嘔吐など発症する状態のことです。

また、遊園地などの遊具の上下や回転などの刺激になども同様なことが起こります。

 

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乗り物酔いは、「動揺病」や「加速度病」とも言われています。

乗り物の種類によって、車酔い、船酔い、空酔い、宇宙酔いとも言われています。

 

 

 

乗り物酔いと三半規管の関係

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三半規管は、耳の奥の器官で平衡感覚をつかさどる器官です。

体の動きをとらえる三半規管を刺激されたりすると、自律神経が乱れて乗り物酔いを起こしやすくなります。

 

なぜ乗り物酔いは、起こるのでしょう?

人の体は、真っ直ぐに立って倒れないようにするために、「平衡機能(へいこうきのう)」という、姿勢を自動的に保つ調整機能があります。

平衡機能の働きには、内耳にある前庭や三半規管という器官が重要な役割をしています。

 

乗り物の上下左右や回転などの動きや、車などの急発進や急カーブ、急停止、急スピード、など加速の変化による刺激を内耳が受けます。

それらの情報が脳へと送られるのですが、その刺激が繰り返されることで、脳が混乱して自律神経が異常な信号を送ってしまうとされています。

 

それによって、生つばや生あくびが出たり、冷や汗や気持ち悪くなるなどの症状が現れてしまいます。

日頃から椅子に座ってぐるぐる回ったり、目をつぶって片足立ちをしたり、自転車や揺れる遊具に乗ったりして三半規管を鍛えましょう。

 

乗り物酔いに効くツボ

合谷(ごうこく)

 

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親指と人差し指の間の、谷間の少し窪んだ部分。

ここを反対側の手の親指で3秒かけてゆっくりグッと押します。これを、5回繰り返しましょう。

※左右の手交互に指圧しましょう。

 

内関(ないかん)

 

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手のひら側で、手首の関節の中央から肘の方向に3センチ下の部分。

1分ほど、指の腹で心地よい程度に指圧してみましょう。

※左右の手交互に指圧しましょう。

 

 

車酔いの対策

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  • 十分な睡眠をとりましょう。
  • 便秘は自律神経を刺激するため、トイレは出かける前に済ませましょう。
  • 市販の酔い止めの薬を乗り物に乗る約30分に服用しましょう。
  • 顔をうつ向きになったりせず、進行方向を向きましょう。
  • 空腹は避ける、逆に食べ過ぎ飲みすぎにも注意しましょう。
  • 車内での読書やゲーム、携帯電話でのメールなどの使用は避けましょう。
  • 音楽など聴いたり、同乗者の人と話をしたり、心を安定させましょう。
  • 窓を少し開けるなどして、換気をして風通しを良くしましょう。
  • ガムを噛んだり、飴を口に含みましょう。
  • 大きく深呼吸をしましょう。
  • 柑橘類の果物などは食べないようにしましょう。
  • 体を締め付けないようにしましょう。
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船酔いの対策

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「船で旅行してみたけど船酔い大丈夫かしら?」とか「波が荒い時の船の上で吐かないかしら?」など、悩んだことはありませんか?

船酔いが心配で断念したりする人も多いのではないでしょうか?

 

私もその一人で、いつかクルーズの旅がしてみたい!と思っているのですが、波が怖くて船酔いが怖くて、今一度踏み込めないのです。

高波の中でも酔わない人もいるし、穏やかな波の中でも酔う人もいます。

 

船酔いには個人差があり、高いうねりだけが原因とは特定されにくいです。

その日の健康状態などいろいろな条件が重なって船酔いを起こすことが多いとされています。

 

船は走っている時は酔いにくく、止まると酔いやすくなるといわれてます。

高いデッキは揺れが大きいため船酔いをしやすくなります。

逆に、海面に近くなるほど揺れが小さいので、船酔いをしにくいとされています。

 

船酔いしないための対策

  • もっとも揺れが少ない、真ん中付近にいるようにしましょう。
  • 船に乗る前日は、睡眠不足にならないようにしましょう。
  • 脂物の食べ物は避けて、食事は軽めにとりましょう。
  • 前夜、お酒など飲みすぎないようにしましょう。
  • もっとも揺れが少ない真ん中付近
  • 船のデッキに出て、遠方の水平方向を見るようにしましょう。
  • 波が荒い時は、酔い止め薬を服用して眠るようにしましょう。

 

 

乗り物酔いの克服

日頃から、回転する遊具、シーソー、ブランコ、鉄棒、自転車など、動く乗り物に積極的に乗るようにしましょう。

前後左右の動きに慣らしたり、目だけ上下左右に動かしたりして効果があると言われています。

 

そうすることで、乗り物の動きやスピードの変化が、徐々に体に適度に慣れていきます。

乗り物は楽しいものだと思うようになるでしょう。

 

酸味で大量に出た唾液が三半規管のバランスを整えるとされる梅干しなども車酔いに効果があるとされています。

また、自律神経を整えるとされる炭酸水や、胃の粘膜を落ち着かせる成分が含まれる紅生姜も効果があるとされています。

 

 

乗り物酔いの子供は、どうすれば?

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乗り物酔いは、耳の奥の平衡感覚をつかさどる内耳の働きに原因があるとされています。

内耳の発達途中の子供は、2〜3歳のころから症状がでて、年齢が上がるごとに内耳が発達して行くので緩和されてます。

チャイルドシートに乗せるお子様の場合、頭が揺れないようにきちんとした姿勢で座らせてあげましょう。

 

小学生活の高学年ぐらいからは、乗り物に慣れていくことでも減っていくとされています。

 

 

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