ローフードで自前酵素節約。大ブームのスムージーから始めよう
ローフードとは、果物や野菜を加熱せずに生のままで食べることです。
アメリカでは10年位前からセレブの間で人気になっており、日本でもダイエットにいいということでとり入れいる人も多くなりました。
いったいどんないいことがあるのでしょうか?
48℃以上の熱を加えないローフードには、食物のもつミネラル・酵素・ビタミンが破壊されないまま残っており、食物繊維も豊富なことが特徴です。
美肌や美容効果も高く、最近流行のスムージーもローフードの一種なのです。
ローフードのアンチエイジング効果
人間はもともと酵素をたくさん持ってきて生まれ、それを徐々に使いながら生きています。
40歳の時には100%あった酵素は、70歳になると50%に減少します。
歳をとればとるほど私達の持っている酵素は減ってきて、酵素が少なくなった身体はいろいろな病気を引き起こします。
では、体内に持っている酵素を使わずに、外部から酵素を補給してあげたら身体は若さと健康を保つのではないか?
そういう考えがローフードを食べるという基礎にあるのです。
ローフードとは、完全に生の食品だけというわけではなく、酵素が48℃以上の加熱で死滅することから、それ以下の温度で調理した食品も含まれます。
野菜や果物を生の形で私達の身体に取り入れれば、その食品のもつ酵素が消化酵素として働くので、自前の酵素はそのまま温存しておけるというわけですね。
特に酵素を多く含む食品
人間の体内には約5000種類の酵素が存在すると言われています。
それらの主な働きは、「消化酵素」と「代謝酵素」に分けられます。
このうち、外部から補給できるのが消化酵素。
太り気味な人に不足している代謝酵素は残念ながら外部からは補給できません。
消化酵素のうち、タンパク質分解酵素が多く含まれているものは、大根・パパイヤ・キウイ・イチゴ・パイナップルなどです。
肉料理にはパイナップル、さんまには大根、とペアにして一緒に食べると、自前の消化酵素の節約になります。
味噌・醤油・納豆・糠漬けなどの日本伝統の発酵食品と、ドイツのザワークラウトには酵素がいっぱいです。
なるべく加熱しないほうがいいので、味噌は生野菜を食べるときのドレッシングに使う。
味噌汁にするときは、出汁の温度が下がってから溶かし入れるなどの工夫をすると効果的です。
生野菜を食べるときには、その部位に注意しましょう。
野菜の酵素は主に植物の成長点の発芽したての状態の時に多量に含まれているので、スプラウトやかいわれ大根を食べるようにします。
特に、ブロッコリースーパースプラウトはスルフォラファンを多量に含み、代謝酵素や解毒酵素の働きを活性化させて、免疫力向上やガンの予防効果が確認されています。
ローフードレシピ
では、実際にローフード生活を始めようと思っても、なかなかハードルが高そうと思っている方も少なくはないでしょう。
そこで、今大流行のスムージーから入門してはいかがですか?
基本は水と野菜と果物で作ります。
身体に良さそうだから、水の代わりに牛乳・ヨーグルト・豆乳で、というのはNG。
これらはタンパク質を含んでいるので、肝心の野菜と果物の栄養分が吸収されにくくなります。
野菜も、キャベツ・にんじん・ブロッコリーの茎などでんぷん質を多く含むものは、腸内でガスを発生させます。
果物は完全に熟したものを選びます。
バナナは皮が黒くなりかけたもの、りんごも手で押してちょっと柔らか目くらいがいいのです。
まだ青かったり固かったりしている果物も腸内ガスの発生の原因です。
では、今の季節にピッタリのグリーンスムージーの材料です。
小松菜のアンチエイジング・貧血改善効果と、がん予防のスルフォラファンを大量に含むブロッコリーが強力なタッグを組んで健康を増進させ、お肌を若々しく保ちます。
(二人分)
- 小松菜:100g
- ブロッコリー:100g
- キウイフルーツ:1個
- リンゴ:1個
- ハチミツ:大さじ1
- レモン汁:1個分
- その他:適量の水、氷
以上をミキサーかハンドブレンダーで撹拌するだけ。
簡単ですね。
限りある酵素を節約して、外から酵素補給。
いつまでも若々しく健康でいられるために、早速今日からローフードライフ始めてはいかがですか?
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