免疫力低下は、さまざまな病気を引き起こします。

 

免疫力とは、私たちの体に備わっている、健康を保つための防御システムのことです。

免疫力が低下すると元気が出ないだけでなく、細菌やウイルスに勝てずに感染症にかかりやすい体になります。

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膀胱炎、歯周病、口内炎、ガン、インフルエンザ、肺炎などになるなど、免疫力低下はさまざまな病気の引き金になるとされています。

また、その逆で免疫力がアップすると、健康になりガンになる可能性も低下できるといわれています。

 

 

免疫力低下の原因は?

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免疫力は、体内に入り込んだ、病原菌を取り除いたり異常な細胞の修復や排除を行ったりします。

このシステムがきちんと働いているのは免疫力が高く、病気になりにくい状態というわけです。

 

免疫機能の主役の白血球が活発化して、免疫力が高まる最適な温度は、36.5~37度です。

体温が1度下がると、免疫力は30%ダウンするとされています。

 

よって、免疫力が低下する原因の一つとして、血行不良や自律神経の乱れによって、引き起こされる「冷え」も大きく関わってくるとされています。

免疫力低下の原因として下記のようなことが考えられます。

  • 仕事やスポーツなどの肉体的疲労。
  • 自律神経、ホルモンバランスが乱れ。
  • 運動不足、血管の衰え、更年期などからくる冷え。
  • 運動不足や、夜更かしなど、生活リズムが乱れにより、自律神経のバランスが崩れる。
  • 仕事や勉強、対人関係などの悩みや心配事からくる精神的なストレスにより、自律神経のバランスが崩れる。
  • 抗生物質など薬によって多く服用することにより、耐性菌が多発してしまう。
  • 喫煙、飲酒、睡眠不足などの不規則な生活習慣。
  • インスタント食品や、加工品、食品添加物などの摂取により、栄養バランスが偏よる。
  • 環境の悪化など。

免疫力を高めるために、冷え対策、生活習慣や環境なども見直しましょう。

 

 

睡眠不足による免疫力低下

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睡眠時に免疫細胞の活動が促進されるため、質の良い睡眠がとれず睡眠が乱れることで、免疫力が低下してしまいます。

 

さらに、睡眠中は、体の中のさまざまなホルモンを分泌します。

睡眠不足によりホルモンの分泌が足りなくなったり、ホルモンバランスが乱れてしまい免疫力が低下するといわれています。

 

睡眠中に分泌されるホルモンは、疲労回復や免疫機能を強化します。

とても必要なホルモンなので、免疫力を高めるために質の良い深い睡眠をとると良いのです。

 

快適な眠りのためのセルフケア

  • 眠くなったらすぐにベッドに入る。
  • 寝室の環境を整える。
  • コーヒーや紅茶は4時間前までに。
  • アルコールは、睡眠に悪影響を及ぼし眠りを浅くします。
  • 昼寝は20分以内に。
  • 夕食は寝る3時間前までに。
  • 起きる時間を一定にする。
  • 深夜にハードな運動をしない。
  • 寝る1時間前にぬるめのお風呂に入る。
  • 毎晩、寝る前の行動パターンを作って一定にする。
  • 寝る前に、テレビやパソコン、携帯など画面の強い光は避ける。
  • 夜中に目が覚めたら、無理に寝ないで、リビングなどでリラックスする。

 

 

ストレスと免疫力低下

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免疫には、一番大切な「細胞」があります。

その「細胞」の周りには、「NK(ナチュラルキラー)細胞」という免疫細胞が守ってくれています。

細胞の周りを粘膜が囲み、外敵を常に監視し外敵の侵入を防ぎます。

この「NK細胞」が元気だと、細菌やウイルスだけでなく、初期のガン細胞もやっつけてくれます。

 

ところが、私たちの健康にとって強い味方の「NK細胞」は、「ストレス」にとても弱いのです。

このNK細胞を元気にさせるためには、「頑張り過ぎない」「真面目過ぎない」「几帳面過ぎない」というように、何でも「過ぎない」ことが重要なのです。

 

ただ、「笑い」は、NK細胞をとても元気にしてくれます。

「笑う」ことは、ストレスから解放され、免疫力アップにつながります。

 

またNK細胞は、夜と寒さに弱いので、夜更かしをしたり、体を冷やさないようにしましょう。

適度な運動やリラックス、体温を上げるお風呂などが効果的です。

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産後の免疫力低下

出産後、お母さんの体が妊娠前に戻るまでには、さまざまな変化が起こるとされています。

産み終えたあとは、肉体的にも精神的にもクタクタになってしまいます。

 

そのような、出産時に体験する疲れ自体が、体全体の免疫力を低下させるといわれています。

 

さらに、出産後の慣れない育児疲れ、夜中の母乳、夜泣きとの闘いなど、赤ちゃんのトラブルも生じてきます。

昼も夜もない生活が続くことで不安やストレス、寝不足が続くなど生活のリズムが狂ってしまいます。

 

そのため、自律神経の乱れやホルモンバランスの変化が生じ、回復力も免疫力も低下してしまいます。

産後の免疫力を高めるために、ビタミンA、キノコ類、人参、トマト、かぼちゃなどの緑黄色野菜を温野菜でたっぷり摂りましょう。

さらに、冷やさないように、体を温めるなどして、免疫力をアップさせましょう。

 

 

 

免疫力低下の検査

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免疫力は主に、細菌やウイルス、カビ、ガンから身体を守ってくれるものです。

働きが違うそれぞれのリンパ球細胞が、機能を発揮して、人間の身体を感染やガンななどから守っています。

 

そんな免疫力が、偏った食事、肉体的疲労、精神的ストレスや生活習慣、加齢、病気などさまざまな原因から免疫力が低下します 。

健康診断では異常が見られなかったことが、免疫力の検査によって、病気になる前の状態で早期発見ができるとされています。

 

病気の影響をうけやすい免疫機能に絞って検査をすることもできるようになったそうです。

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