寝不足が引き起こす体の不調/めまい・腹痛・下痢など
仕事に没頭しすぎて残業などが増えるとどうしても睡眠時間が削られてしまいます。
ストレスもたまりがちになるとなんとなく体がだるいなぁなど不調が気になってきますよね。
そんな寝不足が招く体の不調、きちんと知っておきましょう。
寝不足から起こるめまい
もともと低血圧の人や、ストレス、過労などによってひき起こされることが多いのが、めまいです。
しかし、寝不足が原因でクラクラ、フワフワするようなめまいが起こることがあります。
これは、寝不足が続くことによる自律神経の乱れが関係しています。
体の平衡感覚に重要な三半規管の働きにもトラブルが起きることがあります。
めまいが起きたら
まずはすぐに安静な状態を保ってください。
寝不足からくるめまいであればすぐにおさまるはずです。
めまいと合わせておきやすい気持ち悪さ、吐き気
めまいと合わせて起きやすい症状としては、気持ちが悪くなる、吐き気をもよおすということが挙げられます。
寝不足により、体の免疫力が弱くなり、色々な体の機能のバランスが崩れると、体が正常に機能しなくなります。
結果気持ちが悪い、吐き気がする、という症状につながります。
体が何かを吐き出したい、ということは体の中で何らかが限界に達し、外へ出したいという危険信号の表れだと思ってください。
更に、脳がきちんと休めておらず、緊張状態のままだと、脳が上手く回復できません。
そのため、気持ち悪さへつながることもあります。
気持ちが悪い時は
ゆっくり安静にしていることは重要です。
カフェイン・アルコール・炭酸飲料・辛いものなどの刺激物は食べないようにしましょう。
胃に負担をかけないことが大切です。
また、食事量も気持ち少な目にして消化の良いものを食べるようにしましょう。
消化するという行為は想像以上に体のエネルギーを使うことになり、負担がかかります。
その分、ランチ時間などを少し早めに切り上げて15分程度と短くてもいいので仮眠をとるなどしてください。
すると体の負担を少しでも軽くすることができるはずです。
意外と関係している寝不足が引き起こす腹痛
寝不足でなぜ腹痛になるの?と不思議な気もします。
しかし、自律神経が乱れると体の至る所の機能が低下し、胃も腸も同様にトラブルを起こすことがあります。
胃酸が強くなり、胃酸を守る粘液の分泌が減るので結果胃が荒れるのです。
寝起きに感じる腹痛は寝不足が原因のことが多く考えられますので、自覚することが必要です。
腹痛だけではなく、下痢まで引き起こす寝不足
腹痛同様に、自律神経の乱れが腸にくる人は、寝不足により下痢も引き起こしやすくなります。
腸と脳は自律神経でつながっていて、自律神経の不調を感じると、胃や腸はもともと精神的なダメージを感じやすくなります。
腸の神経が刺激されて動きすぎることが下痢の原因になります。
下痢が一度起こると、通勤途中や会議中が心配になり、更にストレスを感じるなど悪循環になりますので、早めの対処が必要です。
腹痛や下痢が起きたら
腹痛や下痢の症状が出た場合も、消化に良いものを食べたり、飲み物も胃に負担をかけないようにすることが大事です。
また、簡単にできるツボ押しや、薬を飲んで早めに痛みや症状を抑えることで気持ち的にまずは楽になる、というのも一つの手です。
まとめ
睡眠はあらゆる体の不調の原因になりかねません。
寝不足が慢性的になると、自律神経失調症や、過敏性腸症候群など、重大な問題になってきます。
早めに寝不足の自覚をもち、体をゆっくりと休めてあげることが大切です。
とはいえ、睡眠時間をいきなり多くは確保できない、という人は、眠りの質だけでもちょっとこだわって一度の眠りを有効に使えるようにしましょう。
また、不調が現れた時の対処も覚えておくといいですね。
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