キュウリの育て方豆知識/プランターで栽培してみませんか?
食卓では、季節を問わず大活躍するキュウリ。
よく食べるからこそ、いつも新鮮なキュウリを手に入れられたらいいなと思いませんか?
実はちょっとしたコツで簡単に自宅でキュウリが栽培できます。
収穫できたときの喜びは、経験しないとわからないでしょう♪♪
あなたも、ぜひトライしてみませんか?
キュウリのプランターでの育て方
コツをつかめば、初心者でもご自宅で、プランターなどでも育てやすい野菜です。
更に、夏野菜の中でも栽培期間が短いほうなので、苗の植え付けから40日程度ですぐに収穫ができます!
なんといっても様々な場面で活躍してくれるキュウリですから、たくさん、美味しく育てたいですよね。
用意するプランター
キュウリの株は幅30㎝程、高さは150㎝程に成長します。
また、根は浅く広く張るので、大きめのプランターが適しています。
小さいプランターで根が十分に広がるスペースがないと、大きく成長できなくなり、収穫量も減ってしまいます。
幅65㎝程の大きめのプランターだと、株間を40㎝程あけて2株の栽培が可能です。
プランターに直蒔きして栽培も可能ですが、初心者の場合は、より簡単な移植栽培がおすすめです。
ポリポットに種を蒔き、育ってから苗をプランターに植え付けるか、ポット売りされている苗を購入してプランターで育て始めるのもいいでしょう。
支柱やネットを活用しましょう
キュウリはツルで伸びる野菜で、1つのツルが枝分かれし、たくさんの実をつけますので、最終的にツルがかなりの重さになります。
倒れないように、しっかりと支柱を立ててあげることが大切です。
キュウリは、だいたい丈1.5m~2mほどに成長しますので、2m程度の支柱とネットを用意しましょう。
キュウリは苗を植えてから成長が早いので、なるべく早めに支柱を立てるようにするのが良いでしょう。
支柱を立てる時は、根を傷つけないよう、苗から10㎝程離れたところに立てます。
その後、ツルが伸びてきたら、紐などで8の字を描くようにゆるく結んでおけば、ツルが自然と巻き付いてきます。
キュウリの収穫時期は?
開花後、7~10日が収穫できる頃です。
大体実の大きさは18~20㎝になってくればOKです。
ヘタを1㎝ほど残してハサミで切り取って収穫しましょう。
ただし、最初の1.2個は、株に負担をかけないようにするため、少し早めの15㎝程で収穫するのがおすすめです。
キュウリの成長はとても早いので、開花後は収穫時期を逃さないように注意が必要です。
1日で3㎝も伸びることのあるキュウリは、すぐに大きくなりすぎて食べごろを逃してしまうことになります。
更に、株を弱らせる原因にもなります。
キュウリ栽培に必要な肥料
キュウリの栽培には、化学肥料や油かす、または有機配合肥料を使用します。
植え付け2週間後に化学肥料の追肥を行いましょう。
一度にたくさんの肥料を与えるよりも少しずつの方がいいので、何回かにわけて与えます。
1回目は、株がしっかりしてきた頃に、株から20㎝ほど離して与え、周辺の土と軽く混ぜ合わせるようにします。
2.3回目は、株の周りに肥料を与え、土を軽くかぶせるようにします。
3回目以降は、生育の状態をチェックしながら行っていきましょう。
根が浅く広くはるので、土の乾燥には弱いです。土の表面が乾いていたら、たっぷりの水をあげましょう。
まとめ
何かと毎日の食卓には欠かせないキュウリが自宅で手軽に育てられ、たくさんの実をつけてくれるのは嬉しいですね。
実は、あまり栄養素には期待できない野菜なのですが、果実部分の95%は水分なので、食べれば、体の熱を冷やしてくれる効果があります。
歯ごたえが良く、カロリーは低いので、満腹感を感じることができます。
新鮮なキュウリを収穫して、夏バテ予防やダイエットなどに活用してみるのもいいかもしれません。