室内飼いの注意すべきポイント!!

 

今や、ペットと一緒に行ける温泉やカフェ、ペットの飼育が可能なマンションなどもあり室内で飼われる方も増えてきました。

ペットと人が同じ場所を共有し、多くの時間を一緒に過ごすことで、心が通いやすくなり、家族愛も深まってくるのではないでしょうか。

 

室内飼い 猫

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猫を外に出す場合、飼い主は、猫のすべての行動に責任を持つことが必要になってきます。

隣の玄関先に排泄をしたり、ご近所の庭を荒らしたり、また、冬になると暖かさを求めて車の下などに潜り込んでしまったりします。

車やタイヤを引っ掻いて爪跡を残したりする可能性もあります。

 

かといって、外に行きたい猫を家の中にじっと閉じ込めておくのも可哀想なものです。

それならば、飼い主のご家族が協力し合って、猫が生活しやすい環境作りをしてあげると良いのではないでしょうか。

 

猫は、爪で引っ掻く習性があります。

例えば、風でゆらゆら揺れるレースのカーテンに向かって、飛びかかったり、カーテンやソファによじ登って爪で引っ掻いてボロボロにしてしまうなど油断すると大変です。

そのような時は、猫が嫌いなスプレーなどを吹きかけるか、ブラインドに変えるなどして工夫をすると良いでしょう。

 

猫の室内飼いに必要なことは、犬のように、走りまわる広さのスペースではなく、低い所から高い所に移動する、上下運動ができる場所があるとベストです。

 

猫は、一旦外に出すと、交通事故の危険性も高まりますし、病気をもらってくることもあります。

その度、飼い主は、猫の行動範囲に目を光らせる必要があり、場合によっては飼い主としての責任問題も発生します。

したがって、猫は外には出さず室内飼いの方が良いとされています。

 

猫を室内飼いするための注意や工夫

玄関のドアや窓の開閉に注意しましょう。

猫の寝床の側に、トイレを作ってあげましょう。

電気コードはかじらないように、カバーをかけて固定しましょう。

墜落事故防止に、ベランダに出さないようにします。もしベランダに出る場合は、猫を一旦別の部屋に移動させ部屋の扉(戸)を閉めておきましょう。

猫は上手に手でカギを開けてしまうので、部屋の窓はカギを閉めましょう。

網戸がある窓を換気する場合、網戸のカギは閉めておきましょう。

網戸がない窓を換気する場合、猫が通り抜けできない程度に窓を開けておきます。その際、防犯用の窓の補助錠などをつけ、それ以上開かないようしておきましょう。

ソファや柱、壁など猫に爪研ぎをされないように、カバーをかけるなどして工夫しておきましょう。

 

室内飼い  猫  ノミ

猫を飼うにあたり、ノミの駆除が必要です。

ノミが発生すると、ノミの卵が家の中で育ってしまい、卵から生まれた幼虫は室内のホコリなどを食べて育ちます。

駆除してもホコリがあることで再びノミが発生していまします。室内はいつもキレイに掃除をしておきましょう。

 

ノミに刺されると、痒みを引き起こし、ノミの唾液によってひどい皮膚炎を発症する原因にもなるとされています。

特に、高温多湿の時期では、ノミやダニの繁殖が増えるので、小まめに掃除をするなど、清潔にしておきましょう。

 

ノミの駆除をする時は、動物病院でチェックしてもらうと良いそうです。

外に出ればノミをもらって帰ってくる可能性もあります。

人もノミに刺されますので、ノミの予防と駆除は定期的に行いましょう。

 

室内飼い 猫 暑さ対策

暑い夏!猫の暑さ対策は、ちゃんと考えていますか?

室内飼いでは飼い主のご家族が外出している間に猫が熱中症にかかってしまうことがあります

猫にお留守番させる時は、猫たちが、暑い夏を家の中で乗り切ることができるように、「暑さ対策」をいろいろ工夫してあげましょう。

 

エアコン

窓を開けておくことができない時は、エアコンを利用しましょう。

ただし、冷やし過ぎに注意し、温度設定を28度にし、除湿設定にしておくと良いでしょう。

 

換気をする

飼い主のご家族がどなたか家におられる時の換気は、窓を2箇所以上網戸などにして風通しをよくしておきましょう。

日光が入る暑い部屋で猫が過ごすのであれば、カーテンを半分閉めるなどして、強い日差しから守ってあげる工夫をしましょう。

 

浴室

猫たちの暑さ対策の一つに、ひんやりしている浴室や冷たいタイルの上を利用することも多いです。

暑い時など、猫自ら浴室に来ることも多く浴室は猫たちの住み処になることもあります。

 

キャットフード

缶詰めは暑さで傷みやすいので、できるだけキャットフードをお勧めします。

大切な愛猫がお腹を壊したらたまりませんよね。

万が一缶詰めしかない時は、クーラー内蔵の自動給餌器をお使いください。

 

お水

猛暑の家の中では、猫も脱水症を起こします。

新鮮なお水を、十分準備して出かけしましょう。

 

その他

保冷剤やクールボードなどを、タオルで巻いて利用するのも良いでしょう。

 

 

室内飼い 犬

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部屋作り

サークルやケージを設置して安心できる居場所を作ってあげましょう。

滑りやすい床などが苦手なので、カーペットやマットを敷いてあげましょう。

 

室内飼い直後の注意

ストレスや睡眠不足の原因になるので、飼い始めは家族のかまい過ぎに注意して、眠っている間は声をかけたり、撫でたりせずにたっぷり眠らせてあげましょう。

子犬の場合は、母犬と離れた寂しさや、周りの環境の変化にストレスがかり、しばらく夜泣きをしたり、体調を崩してしまうこともあります。

慣れるまでは、人間の赤ちゃんと同じく、眠るまで側に居てあげましょう。

子犬が、自分から側に寄ってきた時は、安心させるために、声かけをしながら優しく撫でてあげましょう。

 

子犬のトイレの躾

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子犬の場合は、トイレの躾は始めが肝心、室内飼いを始めた直後から、トイレの躾をスタートさせましょう。

排泄行為に不安を感じてしまい隠れて排泄をする場合があるため、排泄を失敗してもいきなり、叱りつけるのは止めましょう。

子犬のトイレを設置した時に、トイレシーツに犬の排泄の臭いをつけておきましょう。

しばらくの間は、子犬の行動をよく観察して、目を覚ました時に子犬が歩いてトイレの場所に向かうように誘導してあげましょう。

もし、子犬の側で観察ができない場合は、サークル中にペットシーツを全体的に敷き詰めておくと良いでしょう。

 

成犬のトイレの躾

大人になった犬は自分の寝床に排泄をするのを嫌うので、寝床とトイレを別々に設置しましょう。

目を覚ました際、食事や遊びの後が、主なトイレの時間になるので、できるだけその時間帯に合わせてトイレの場所に誘導してあげましょう。

臭いを嗅いで部屋の中を歩いたり、お尻を床につけるなど、トイレを探している行動をしていたら、飼い主の方がトイレの場所まで誘導してあげましょう。

上手に、指定のトイレの場所に排泄ができた時は、必ず褒めてあげましょう。

その後おやつを与えてあげると、「ここにオシッコ(ウンチ)をすれば、おやつがもらえるんだ?」と覚えるようになり、排泄の場所も覚えていくようになるでしょう。

 

食事のルール

犬の種類に合わせた食器を選んであげましょう。

「総合栄養食」の表示がある栄養バランスや品質など信頼性のあるメーカーのドックフードを年齢や月齢に合わせて与えましょう。

おやつは、犬の精神的にも良いとされているので、質や量などに配慮したおやつを与えましょう。ただし、与え過ぎに注意しましょう。

食事を与える前に、飼い主の方が、「おすわり」や「待て!」などの号令をかけて、それが上手にできたら与えましょう。

飼い主の方が「この人が、食事を与えてくれる人なんだ!?」と食事を与えてくれる存在感を犬にしっかり印象付けましょう。

 

ワクチン接種

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子犬を家に迎えたら、感染症や遺伝性疾患などが見つかる場合もあるため、早めに動物病院で健康診断を受けましょう。

お腹に寄生虫がいる可能性もあるので、便を持参しましょう。

伝染病予防のワクチン接種や、子犬の混合ワクチンなど接種を受けましょう。

子犬の混合ワクチンは生後6週ごろから複数回、成犬後は、年に1回の接種が必要となります。

 

飼い主に触らせるクセをつける

愛犬が飼い主の体を触ることは、病気や怪我の早期発見にもなります。

飼い主の方が、犬の体をどこでも触れるようにクセをつけましょう。

 

たくさん、犬と遊ぶ

犬にとって飼い主と遊ぶことは、信頼関係を築く一番のチャンスです。

遊びの中からも上手に躾ることができます。

 

 

室内飼い 臭い

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ペットを室内で飼うと、徐々に部屋の中がペットの体の臭いや、排泄などの臭いがしてきます。

臭い対策をせずにそのままにしておくと、急な来客があった時などは、どうしても臭いが気になってしまいますよね。

小まめにペットの臭い対策をしておきましょう。

 

ペットやお部屋の臭い対策

抜け毛や食べカスなどは小まめにお掃除をする。

窓を開けるなどして小まめな換気をする。

ペットのトイレシートは小まめに交換する。

トイレの掃除は排泄後にする。

空気清浄機を使用する。

犬は、1~2週に1度は体を洗ってあげるようにする。

排泄物の臭いを抑える成分配合のエサなどに変えてみる。

寝床やその周りの床などの掃除も小まめにする。

マットやカバーなどを取り替える。

エサの食器もキレイに磨いておく。

消臭スプレーをする。

など。

 

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