肩こり頭痛は噛み合わせが原因?

普段から慢性的な肩こりや頭痛に悩んでいる人は多いものです。

鎮痛剤を飲んでも収まらないし、眠れない。

そんな時は噛み合わせが悪いことを疑ってみることも必要です。

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正しい噛み合わせが出来ないとなぜ肩こりや頭痛に?

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正確な咀嚼ができなくなると、あごや首の筋肉に余計な負担がかかります。これが頭痛・肩こりの主な原因となります。

片方のあごを使って噛むということは、その側の歯がすり減り、左右が不均衡になるということです。

すると、あごの位置がずれてきて、そのズレから来る頭の位置の不均衡を元に戻すために首の筋肉が緊張するということになり、このため肩こりや緊張性頭痛が起きるのです。

しかし、頭痛や肩こりは誰にでも起きるものだからと気にせず、仕事やパソコンのせいにしてそのまま放っておく人が大部分ではないでしょうか。

でも、これは要注意です。なぜなら症状は内部で徐々に進行しているからです。

あごや首の筋肉に負担がかかりすぎると、まず頭を支える頚椎が圧迫されます。
すると、脳と脊髄を包む脳脊髄液が流れが滞り、鬱や自律神経失調症をも引き起こしかねません。

では、いったいどうしたら正しい噛み合わせに戻ることが出来るのでしょうか。

 

生活態度を見直す

うつ伏寝や頬杖をやめましょう。首とあごの筋肉に余計な負担をかけないようにします。

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足を組む癖をやめましょう。姿勢を歪める原因です。

運動の習慣をつけて身体を動かすことを心がけましょう。ストレス解消になります。

寝転がっての読書やテレビを観ることも首の筋肉を痛めます。

歯をすり減らす歯ぎしりや歯を噛みしめるくせもよくありません。

就寝中に自分が歯ぎしりをしているのかどうかは、なかなかわからないものです。
でも、翌朝にこめかみが痛んだり、顎の関節が痛んでいたり、肩こりを感じるなら、歯ぎしりをしている証拠と言えます。

難しいですが、ストレスを減らす工夫をしましょう。

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専門の歯科医で矯正する

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親知らずを抜いていなかったり、または親知らずを抜いた後の処置の仕方が適切でなかった、奥歯などにかぶせたクラウンがすり減って高さがあわなくなってきている場合などは、それにあわせた適切な処置を受けます。

歯並びに問題がある場合は、噛み合わせ矯正を専門にしている矯正歯科に相談しましょう。

比較的軽症の場合は、スプリント(マウスピース)を1日に数時間装着し、歯の位置を本来の正しい位置へ移動させます。これだけで症状が緩和することがあります。

また、歯ぎしりで歯の磨り減りが起きている場合、就寝中はマウスピースで歯を守ることが必要です。

種類にもよりますが、保険適用のマウスピースもありますので、気軽に利用できるのではないでしょうか。

歯の状態に合わせて1本1本の矯正が必要と診断された場合は、歯をワイヤー矯正します。

これは目立つので嫌という方もいますが、最近では白や透明、歯の裏側に装着するなど、治療の方法も進歩してきていますので、他の人には気づかれにくくなってきています。

また、口を開いた時に、あごがガクガク鳴る、顎関節症とみなされるときには、治療に保険が適用されることもありますので、口腔外科や専門の歯科医に相談してみましょう。

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