加湿で、冬のいやな思いからサヨナラ
冬になると、乾燥がひどくなり静電気が発生し、喉や目や鼻が乾ききます。
さらに、肌荒れや湿疹などの痒み、ウイルス感染など、人の身体に大きな影響を与えます。
乾燥により、インフルエンザウイルスも生息しやすくなるため、加湿器や自前でできる加湿方法などの対策が必要です。
お部屋の乾燥を調整して湿度をコントロールしましょう。
加湿方法のあれこれ
今では、エアコンや電気ストーブ、ファンヒーターなどを使っているお家が多いです。
しかし、私の実家では昔も今もずっと石油ストーブでキッチンや部屋を暖めています。
今思うと、昔は冬になっても乾燥知らずでした。
体の痒みも無ければ、鼻も乾かないし、インフルエンザにもかかったことが無いことに気がつきました。
何故だろう?と考えてみたのですが、一つ思いあたることがありました。
それは、実家では石油ストーブの上に、いつもやかんを置いてお湯を沸かしていました。
やかんの口から蒸気加湿をしていたのです。
部屋の加湿には、「加湿器」があれば楽なのですが、購入費用や電気料も必要になってきます。
加湿器を使わなくても自前で簡単にできる加湿方法をまとめてみました。
加湿器を使わなくてもできる加湿方法!
- 観葉植物を置く。
- 部屋に洗濯物を干す。
- 濡れたタオルをハンガーなどに干しておく。
- 洗面器やコップなどに、水やお湯を入れておく。
- 浴室のドアを開けておく。
- 濡れたガーゼをマスクの中に入れる。
- 水が入った霧吹きで、部屋の中に霧を吹きかける。
- やかんで、お湯を沸かして、蓋を開けたまま部屋の真ん中に置く。
- 廊下やフローリングを水拭きする。
インフルエンザと加湿
冬場の乾燥は、目、鼻、喉、肌などの他にも、インフルエンザウイルスの活動を活発にしてしまします。
インフルエンザウイルスは、乾燥に強いため冬場の乾燥時期になると、ウイルスが乾燥した人の喉や鼻の粘膜に侵入します。
活動を始めるとインフルエンザに感染しやすくなってしまうと言われています。
ということで、インフルエンザ対策として、加湿が必要になってくるのです。
一般家庭の最適と言われる湿度は、40%~60%とされ、高すぎても低すぎてもダメなのです。
湿度を上げることで、空気中にいるウイルスを加湿器から出てくる水蒸気がキャッチして床に落としてくれるそうです。
この冬は、部屋の加湿をしっかりしてインフルエンザ予防対策につとめましょう。
インフルエンザ予防の湿度管理
- 室内に合う大きさの加湿器を設置する。
- 隅々まで行きわたるように、加湿器を部屋の真ん中に置くなど効果的など場所に置くようにする。
- 多湿防止にならないように、湿度計を小まめにチェックする。
- 暖房を切った時は、加湿器も一緒に切るなど加湿器を上手に管理する。
エアコンと加湿
従来のエアコンでは、温風で湿度が下がり部屋が乾燥してしまいます。
よって、体の痒みや、目や鼻の乾き、肌の乾燥による肌荒れや湿疹、咽頭痛など、乾燥により体にトラブルを生じてしまいます。
最近では、お部屋の湿度を保ち快適に過ごせる、「加湿機能付き」エアコンも販売されるようになりました。
加湿機能付きエアコンでない場合は、部屋の湿度を保つために、エアコンを入れたら、加湿器のスイッチも同時に入れましょう。
また、多湿予防に、夜エアコンを切ったら、加湿器も同時に切るなどして、小まめに調節をしましょう。
多湿によるカビやダニ対策
多湿のし過ぎで、カビやダニの発生や臭いの原因にもなるため小まめに換気もすると良いでしょう。
夜暖房を切った時、気温がどんどん下がってしまうため、何をしなくても湿度が上がります。
そこで、加湿器だけオンにしておくと、加湿をし過ぎになり、カビが大発生されると言われています。
温度が低くなる家具と家具の間や裏側、押し入れ、壁などが濡れていたら加湿し過ぎです。
サインを見逃さないでくださいね。
暖房を切ったら、加湿器も切っておきましょう。
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