湯シャンで髪を健康に!!シャンプーがあなたの髪を傷つけている!!
タモリさんや福山雅治さんが実行している?と噂の「湯シャン」。
シャンプーもリンスも使わないことで、髪の本来の健康を取り戻してツヤピカにするんだそうです。
人間の皮脂は人間の身体を守るためにあるのに、私たちは肌をボディシャンプーでこすり洗いし、髪の皮脂もシャンプーで根こそぎとってしまうのは良くないといわれています。
でも、長年髪をシャンプーで洗ってきた私たちに、シャンプー無しの洗髪法がうまくいくのでしょうか?
湯シャンのやり方の基本はコレ!
シャンプー無しの洗髪を成功させるためには、まず、湯シャン前のブラッシングにあります。
昔ながらのつげ櫛で髪をすく方法と竹で出来たブラシや動物性の柔らかなブラシを使う方法です。
目的は、前もってできるだけ髪の汚れやホコリをとること。
そうすると、シャンプー無しのお湯だけでも、髪の汚れが取れやすくなるのです。
このあと、念を入れる人は、お風呂に10分程度つかって汗をかいてから、頭皮を指で優しくマッサージして、絡まっている髪があったらほぐしておく。
その後にぬるま湯で洗うという工程をとれば、お湯が地肌にまでスムーズに届きます。
お湯の温度は34度くらいの温め、指の腹で優しくマッサージします。
やり過ぎると脂分を落としすぎてしまい、頭皮に刺激を与えて、却って頭皮は皮脂を過剰分泌するようになりますので要注意です。
湯シャンが終われば、髪を乾かします。
その際、丁寧に頭皮の水分と脂分をタオルに吸わせます。
そのあと、ドライヤーを使う人はできるだけ冷風で乾かし、髪へのダメージを少なくします。
湯シャンしてるの?臭いよ
湯シャンを始めて最初のうちは、今までのシャンプー剤で頭皮の常在菌が少なくなっているので、頭皮の脂分のコントロールができないでいるため、臭うこともあります。
あるいは、湯シャンあとの髪の乾燥を十分にしていなかったからということも考えられます。
湯シャンの効果はすぐには現れず長ければ半年ほどかかるケースもあります。
どうしても耐え切れない時は、お湯の温度を少しだけ上げてみるとか、たまには上質のシャンプーを使って洗ってみるなど、できるだけストレスを溜めないように気長に続けていくことも大事です。
湯シャンのあとのフケ
今まで使っていたシャンプーにはほとんど保湿剤が使われていて角質を保護していたのですが、それが湯シャンでのせいであらわになりフケが出やすくなります。
予防には、ぬるめのお湯で優しくマッサージするように洗ってあげましょう。
髪を洗い流すお湯の温度を熱くしたり、ゴシゴシとこすってしまうと、頭皮の常在菌が正常に働けなくなり、ますます頭皮が乾燥してフケが増えて痒みの原因になります。
湯シャンで抜け毛が増えるor 減る?
湯シャンしたら抜け毛が増えた方、これは湯シャンだけが薄毛や抜け毛に関係しているのではありません。
薄毛の場合は男性ホルモンが関係していたり、抜け毛はシャンプーを使っていた時でも、季節のかわり目やストレスで増えたりしたものです。
どうしても湯シャンで毛が抜けやすくなった、という人は湯シャンがあっていない体質ということも考えられますので、見直すことも必要です。
湯シャンで脱白髪
今まで述べてきましたが、湯シャンを始めると最初のうちはフケやかゆみが出てくる、頭皮の匂いもする。
これが改良されるまで3ヶ月や半年はかかることが予想されます。
けっこう忍耐力のいる洗髪法です。
途中で挫折してしまう人もいるかもしれません。
でも、薄毛を悩んで湯シャンを始めて、白髪が減ったという人はかなりいます。
シャンプーで薄くなった頭皮が本来の形を取り戻し、血流が良くなった結果、健康な黒い髪を作れるようになった証拠だと考えられます。
私たちの身体の汚れは、人間がもともと持っている洗浄能力で十分に落とせるもの。
特に頭皮は化学物質の影響を受けやすく、髪は敏感でちょっとしたストレスでも抜け毛や白髪が増えたりします。
加えて、シャンプーの過剰な洗浄力が本来頭皮に必要な皮脂を十二分にとりさってしまい、ますます髪の健康を損ないます。
頭皮にも身体の皮膚にも優しい湯シャン、それぞれの体質に湯シャンが合いそうだったらぜひ試してみることをお薦めしたいですね。
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