花粉症をツボで治す!!妊娠中は薬を避けた方が良い/舌下治療法も説明
毎年毎年、花粉症の季節になると、どうにもできないムズムズやくしゃみ、鼻水に、と辛いですよね。
薬を飲みたいけど、仕事中は眠くなるのも困るからそんなに飲んでもいられないという方もいるのではないでしょうか。
そんな時に少しでも薬に頼らない花粉症対策と、舌下治療法をお教えします。
花粉症に効くツボで鼻水を止められる!?
花粉症の症状は人それぞれ違います。
仕事上、人と会うことが多かったり、人前で話す機会が多いという方で一番困るのは、かんでもかんでも止まらない鼻水ではないでしょうか。
人前で何度も何度もかむのもちょっと気が引けますし、あまり大きな音でかんでばかりいるのも、花粉症とは言え恥ずかしい時もありますよね。
しかもすぐに薬も飲めないし、即効で少しの間でも止めたい!
そんな時は、ちょっとした鼻水を止める効果のあるツボを押さえてみてください。
やり方も簡単で、応急処置にはなるはずです。
まず一つめは、目頭の横にある「晴明(せいめい)」というツボです。
よく、目が疲れた~という時につまんでしまう目頭と鼻の付け根の骨の間のところです。
ここを刺激することで、スッーと鼻が通るようになり、目のかゆみにも効果があります。
他にも、晴明よりも少し上の眉毛の内端のくぼみにある「攅竹(さんちく)」。
小鼻脇のへこんだところにある「迎香(げいこう)」なども押すと鼻通りに効果のあるツボです。
一時的ではなく、長く弱い刺激を与えたり、温めたりすることで効果のあるツボもあります。
「大椎(たいつい)」と言って、首の後ろ側にある骨と骨の間のへこみにあります。
ここを、ドライヤーの熱で温めたり、仕事中は、使い捨てカイロなどで温めることでも効果があります。
人知れずで対策ができそうですね。
妊娠中に薬を飲んでも大丈夫?
上記の薬に頼らない治療法は、妊婦の方や授乳中の方にもおすすめです。
なぜなら、妊娠中はいくら花粉症が辛くても、赤ちゃんへの影響を考えると、薬は避けた方がいいからです。
特に妊娠初期の服用薬は、避けるべきであり、下記で紹介する免疫療法も、妊娠中は避けた方がいいとされています。
ただし、全てダメというわけではないので、医師に相談の上処方してもらうようにしましょう。
免疫療法も、妊娠以前から開始しており、既に減感作を行っていて維持の段階まできているのであればそのまま継続しても大丈夫です。
どちらにしても、なるべく安全な方法で、薬にだけ頼るのではない治療法を探していくのが良さそうですね。
新しい治療法の舌下療法とは?
花粉症に悩む方ならこの治療法の名前を聞いたことがある、という方もいるのではないでしょうか。
「舌下療法」とは、免疫療法のひとつです。
少量のアレルゲンを体内に入れ、体内に吸収させることでアレルゲンに対する抵抗力をつけ、アレルギー反応を起こしにくくさせる方法です。
これまでも、注射療法としては多く取り入れられていた免疫療法ですが、通院頻度の多さや、改善までに長く時間がかかるというデメリットもありました。
この舌下療法の場合は、少量のアレルゲンを含むエキスを舌の下に入れ、体内に吸収させていきます。
舌下に入れることで、アレルギー反応に対しての免疫機能のある顎の下のリンパ節にエキスが吸収されやすく、効果が出やすいと言われています。
自宅にて自分で行うことができるので、通院回数が少なく済み、注射のように痛みがないというメリットもあります。
全ての花粉症患者に、とまではいかないまでも、約7~8割の方の症状改善が見られ、根治する方もいるという面でも注目されている治療法なのです。
花粉症の症状が出始めるよりも早い時期から始め、根治するためには何年かかかります。
始めのうちは花粉のピークの時期は薬を併用するなどの対策が必要になるかもしれません。
ただし、今までよりも弱い薬で済んだり、薬の量を減らしても大丈夫になるでしょう。
まだ、どこの病院でもこの治療が受けられるわけではないのですが、検討してみてもいいかもしれませんね。
まとめ
やっかいな花粉症の症状が少しでも改善されるなら、早めに治療を開始してみるのも良いかもしれません。
ただ治療の場合は何年か根気強く継続する必要があります。
今、その場でちょっとでも軽減したい、という時は薬を併用したり、紹介したツボ刺激などで工夫してみてくださいね。
こちらの記事もどうぞ!!
タグ:悩み