刺繍がくれる素敵な時間。ステッチやビーズ刺繍の魅力とは?

 

何気ないごく普通の手持ちの服やハンカチをぱっと華やかにしてくれる刺繍。

刺繍を施すだけで、全く別のイメージになることも。

ラメを入れたりビーズをあしらえば、フォーマルドレスにも大変身させてくれる刺繍の魅力とは?

 

刺繍の基礎は小学校の家庭科で習った思い出があります。

クロスステッチでサンタクロースを表したり、エプロンの裾にちょっとランニングステッチを入れただけで、全然違ったイメージになったことに驚いたりしたものです。

 

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刺繍のステッチ

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刺繍のステッチは数多くありますが、私達がよく目にする基本のステッチは、クロスステッチですね。

斜め十字に刺していって、面を埋めていくのに使われます。

 

ランニングステッチは、いわゆるぐし縫いのような形で、点線を表すのに使われます。

簡単ですが、タオルの裾やハンカチにちょっと入れるだけで、違った印象になります。

 

バックステッチは輪郭を描くときなどに使うステッチです。

 

放射状に刺していくとヒナギクのように見えるレゼーデージーステッチは花を表現する時にいいですね。

レゼーデージーステッチの変形がチェーンステッチです。

曲線や直線を表現しますし、よくビンテージジーンズの裾上に使われたりしています。

 

小さなポツポツを作れるフレンチナッツステッチは花芯を作るのに最適です。

 

以上が基本と言われるステッチですが、この他にもたくさんのステッチがあり、それらを利用して布に刺すことで、多種多様な表現が楽しめます。

 

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ビーズ刺繍

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ビーズやスパンコールを使った刺繍は華やかで繊細です。

誰もが一度は挑戦してみたい刺繍ではないでしょうか。

 

まず用意するものは、ビーズ、ビーズ糸、ビーズ針です。

普通の針でもいいのですが、ビーズが小さいと入らない場合があります。

糸もビーズ糸だと、滑りもよく毛羽立たないのでお勧めです。

 

やり方は、針に糸を通して、ビーズを縫いつけたい位置の少し左側に裏から差し、針先にビーズを通します。

そして布に針を刺し、次のビーズを針先に通し、更に最初のビーズに通す、この繰り返しです。

 

注意する点は、あとで歪みが出たりするので、糸を引っ張り過ぎないで適度に緩みを持たせる、時々裏を見て糸が絡み合ったりしていないかをチェックすることです。

ビーズ刺繍で自作のアクセサリー、自作のハンドバッグ作りは楽しいですよ。

 

 

刺繍キット

刺繍を楽しむには、まず刺繍枠と針を最初に買い揃えましょう。

それぞれ300円前後です。

あとは、布と刺繍糸ですが、デザインやそれに合った布や糸を買い揃えるのが面倒という方は、刺繍キットを利用するとお手軽です。

刺繍キットには初心者、子供さんから上級者向けまで揃っています。

 

初心者のかたはステッチを1から学ぶためのキットや、クロスステッチだけでもプロの仕上がりになってしまうキット。

上級者向けには海外ブランドの刺繍キットなど多種多様で、見ている時からワクワクしてきます。

海外のロマンティックな風景画を毎日針でチクチクとさして、出来上がったら額に入れてお部屋に飾ると素敵なインテリアになります。

 

プレゼント用にはiPhone用カバーのキットなども、オリジナル性があって喜ばれそう。

クリスマス用には、今からでも十分に間に合うクロスステッチでオーナメント作りや、パーティ用に手作り刺繍のコースターなど、種類はたくさんあります。

 

海外でも日本でも、手作りのあたたかさからずっと皆に作り続けられ、愛されてきた刺繍。

針を動かすことは指先を動かすこと。指は露出した脳とも言われていて、指の動きで脳は活性化していきます。

そして、ひと針ひと針に思いを込めながら針をさす時間を持つことで、人は自分と向き合い、幸せな気持ちになれるものです。

 

あなたも刺繍で、世界でたった一つの作品を作ってみませんか?

 

 

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