エコキュート/導入前に知っ得!情報

蛇口をひねればすぐに出てくるお湯は快適生活に欠かせないものです。

でも、電気給湯器やガスの毎月の出費はそう安くはありません。

冬場にでもなれば、その出費は夏の約2倍。毎日の温かいお湯を得るためには、何を使えば経済的なのか誰でも考えてしまいます。

そこで、エコロジーの観点からも地球の為を考えた給湯システム、エコキュートを見てみましょう。

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一般的には、熱源としてはガス(プロパンも含む)電気、石油ですが、これらは将来的には確実に地球の資源を枯渇させていきます。

それで最近の主流はエコキュートになってきています。

大気の熱を利用してお湯を沸かすというこのエコキュート、お財布にも地球にも優しいと評判ですが、いったいどうやって空気からお湯を沸かすことが出来るのでしょう。

 

エコキュートの仕組み

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エコキュートの最大の特徴は、ヒートポンプを利用していること。

空気は圧縮されるとその温度が上がるし、膨張させると逆に温度がさがるとういう性質を利用し、まずヒートポンプ内部で空気を圧縮させます。

すると、空気の温度が上がり、その出来た熱を水と交換させると90度のお湯が出来上がるという仕組みです。

 

普通の電気給湯器は、水全体をお湯にするために多くの電気を使います。

エコキュートは電気を空気の圧縮、発生した熱を水と交換するために使うだけなので省エネなのです。


 

エコキュートに補助金

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省エネのエコキュート、ぜひ取り入れたいところですがその設置費用も心配です。

平成22年度までは国の「エコキュート補助金制度」がありましたが、それ以降はエコキュートの価格低下などから、残念ながら補助金制度は打ち切られています。

今後も再開の見込みはないとのことですので少しがっかりですが、まだ道は残されています。

まず、各地方自治体に問い合わせてみてください。

独自のオール電化補助金システムを取り入れているところもあり、初期費用の20%から40%を負担してくれるので、これを使わない手はありません。

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エコキュートの気になる電気代

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例えば、夫婦2人と子供1人の3人家族の場合、平均して1月にかかるエコキュートの電気代は1,000円と言われています。

もちろん、これは1年を平均したものなので、冬はもちろん高くなり、夏はその半分以下になります。

この料金は電力会社の提供する深夜料金割引サービスを利用した上でのデータです。

 

また、電気代は運転モードにも左右されます。

エコキュートのメーカーによって多少の差はありますが、おおまかに言って、「おまかせモード」「満タンモード」「深夜のみモード」に分けられています。

家庭のスタイルに合わせたモードを選ぶことによって、更に節約が可能です。

 

エコキュートの騒音

地球環境にも良し、家計にも良しのエコキュートにも落とし穴がありました。

それは低周波音です。

騒音訴訟があったのは記憶に新しいですが、だからといって、エコキュートの設置を断念するのは残念です。

少々費用はかかっても、ご近所とのトラブルは避ける方法を取りたいですね。

 

その方法ですが、まずは外付けユニットの据え付け場所を、隣家との境界からできるだけ遠くにすることが1番です。

しかし狭い敷地ではなかなか難しい、その場合は、

・お隣の寝室のそばをできるだけ避ける。
・隣の窓や床下通風口など、音が進入する場所から距離をとる。
・壁や塀で音を遮断する工夫をする。
各メーカーがこぞって販売しているエコキュート。

利点はたくさんあるのに、騒音がネックで近隣とのトラブルが起きやすいのでは私たちもすぐに購入には踏みきれません。

これから出てくるエコキュート新製品には、ますます皆が利用しやすくなるように、ぜひ低周波音防御装置をつけていただき、大事な地球環境を保護していきたいものです。

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