コリアンダーの驚くべき効能&家庭菜園での育て方

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コリアンダーは、タイ語での「パクチー」という呼び名の方が最近はなじみがあるかもしれません。

その独特の香りと味が好きな人は毎日でも食べたいほどはまってしまうのではないでしょうか。

好きな人にはたまらない、ご家庭でのコリアンダーの育て方をご紹介します。

 

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コリアンダーとは?(効能・栄養価)

コリアンダーはセリ科の1年草ハーブです。

  • 英語名:コリアンダー
  • タイ語:パクチー

世界三大スープの一つとも言われる「トムヤムクン」にも使われており、タイなど東南アジアの料理に使われることでもよく知られています。

タイ語の「パクチー」という呼び名で知っている人も多いかもしれません。

 

独特の香りがカメムシやドクダミと似ていると言われ、好き嫌いがはっきり分かれる野菜でもあります。

ただ、好きな人には朗報、嫌いな人には食べなきゃもったいないと思わせるような効能がコリアンダーにあることが認められました。

香りを楽しむただのハーブと侮るなかれ、そんな栄養価をご紹介します。

 

コリアンダーの栄養価

  • ビタミンA
  • ビタミンB₁、B₂
  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • カルシウム

注目すべきは豊富に含まれるビタミン類です!

上記を見て、ピンとくる女性の方も多いかもしれません。

美容効果のあるビタミンCはもちろん、身体の酸化を防ぎ、アンチエイジング効果があるとされるビタミンE。

そして、疲労回復するビタミンB、カルシウム、鉄などのミネラル類も含み、美容に良い成分としてよく見かける栄養価が豊富に入っています。

 

コリアンダーによる美容効果とは?

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コリアンダーの美容効果として、「デトックス効果」と「アンチエイジング効果」があります。

“デトックス効果”とは、身体の中に徐々に蓄積された有害な物質を排出してくれるということです。

 

知らないうちに生活の中で様々な有害物質が少しずつ私たちの体に溜まっています。

俗に毒素と言われ、毒素が溜まると代謝が悪くなり、便秘になったり、肌トラブルがおきたり、なんとなく体がだるくなったりと・・・いいことがありません。

そんな溜まった毒素を排出する手助けをしてくれるのが、このコリアンダーの力です。

意外にもコリアンダーのもつデトックス力は強く、重金属や、放射性物質などの有害物質を外に出す力があると言われています。

 

更に、もう一つ押さえておきたい“アンチエンジング効果”です。

これまた私たちが日ごろかかえるストレスや過労により、体内で「活性酸素」が多く発生し徐々に蓄積されていきます。

増えすぎると老化の元と言われ、シミやしわ、動脈硬化の原因にもなると言われています。

そんな活性酸素を抑えるのが抗酸化作用。

そしてその抗酸化作用が、なんと大豆の10倍あるとも言われ、非常に優れた力を発揮してくれます。

 

でも、食べすぎには注意!?

かなり美容への力を発揮してくれるコリアンダーですが、消化作用にも優れているため、人によっては食べすぎると、腹痛や下痢、頭痛などを引き起こすこともあります。

あくまでも食べすぎには注意してください。

 

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コリアンダーを家庭菜園で育てる。

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これだけデトックスやアンチエイジングなど、効能あるコリアンダーを手軽に取り入れるには、自宅で育ててみてはいかがでしょうか。

 

コリアンダーの育て方

コリアンダーは移植に適さないので、プランターや鉢を用意し、直に種を蒔き育てます。

 

種蒔き時期:春蒔き/3~4月、秋蒔き/9~10月

コリアンダーの実の中には2つの種が入っていますので、2つに割ってから蒔いていきましょう。

蒔く際には、種に土をかけすぎないように注意してください。

 

適した場所:日当たりが良く、水はけの良い環境

20℃前後の気温で発芽し、成長するにつれて耐寒性はあがりますが、できるだけ日当たりの良い場所で育てます。

ただ、日当たりが良く、水はけがいい場所を好みますが、乾燥はさせないよう、水はたっぷりあげましょう。

1~2週間で発芽し、少し成長したら間引きをしていきます。

 

定期的な追肥も行い、20㎝ほどの丈に成長したらパクチーとして葉を食べる際は、収穫可能です。

大きくなりすぎた葉は固く、独特の香りも弱くなるので、若いうちに柔らかい葉を収穫するようにしましょう。

スパイスとして種を収穫する場合は、実がしっかりと熟し茶色くなってから茎ごと刈り取って収穫します。

 

更に風通しの良い場所で乾燥させてから種のみを取り出して完了です!密閉容器で保存して使いましょう!

 

まとめ

独特な香りにこんな豊富な栄養素が隠されていたなんて驚きですね。

普段のサラダに加えてタイ風サラダとしてアレンジしてみたり、カレーなどのスパイスとして取り入れたりと、少しずつでも取り入れてみてはいかがでしょうか。

食べず嫌いではもったいない、単なるハーブやスパイスだなんて侮れない野菜です!

 

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