便秘を軽くみてはいけません。大変なことに・・・
生活習慣と食習慣の乱れで便秘の悩みを抱える人が増えています。
朝もギリギリまでベッドの中なのでトイレ習慣を作る時間さえない人に、便を出すためのパワフルな腸を作る方法です。
最近は野菜や果物よりもタンパク質を好む肉食女子が増えています。
食物繊維の少ない食事と運動しない毎日、生活習慣の乱れや暴飲暴食、ストレスなどで現代人の腸は悪化しています。
便秘はもちろん肌にも良くないし、全身にまでいろいろな悪影響を及ぼしエイジングは進む一方です。
軽くみてはいけない便秘
便秘は病気のうちにはいらない、軽くみていませんか?
便秘によって身体にさまざな弊害がでてきます。
調査資料によると、「毎日排便がある」人の割合は全体の50%程度です。
年代では20代がもっとも少なく40%程度です。
さらに、20代女性でいえば30%程度です。
つまり、20代の女性は、なんと3人のうち2人は、毎日お腹に大量の便をかかえて出社しているということになります。
食物繊維で便のかさ増し。作る力をつける
便秘といえば、食物繊維。
では、サラダでとろうということになりますが、その際注意しておくことは水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の割合です。
水溶性食物繊維は主に、昆布やわかめなどの海藻に含まれていて、便を柔らかくして腸内の善玉菌の餌になります。
不溶性食物繊維は、きのこ類・イモ類・豆類に含まれています。
便のかさを増やしますがこれらを多量にとり過ぎると便が硬くなり、ますます便秘がこじれることにもなりかねません。
便を作るには、水溶性食物繊維1、不溶性食物繊維2の割合であることが必要です。
そして、食物繊維の1日当たりの必要量は、20gが適切です。
この20gの食物繊維をとるには、実際にどれくらい食べればいいのかというガイドラインが「野菜350g以上と、納豆・フルーツ・きのこ類を積極的にとる」。
その他、きなこや精製度の低い穀類・そば・スパゲッティも繊維質が多いのでお勧めです。
ビフィズス菌で出す力をつける
毎日お腹の中から健康をサポートする、ビフィズス菌などがはいったヨーグルトが効果的です。
ビフィズス菌が作り出す乳酸や酢酸は大腸のぜん動運動を促し、便が体外へ出て行く後押しをします。
実験では、ヨーグルトを毎日100gとった場合、一週間後には便意、便の回数に顕著な改善がみられました。
また、下痢気味の人も一週間後には改善が見られたことから、ビフィズス菌には整腸作用があるということがわかっています。
毎日快便ストレッチを取り入れる
毎日のちょっとしたストレッチが腸のぜん動を促進してくれます。
でも、ストレッチがストレスになってはいけないので、ごく簡単なものから始めましょう。
お腹にガスもたまっていると、自分が苦しいだけでなく外面上もお腹が膨らんで太っているように見えて良い印象を与えません。
そんな時には寝転んでのストレッチを行うことをオススメします。
要点は尾てい骨をちゃんと床につけること。
膝を胸に引きつけて、腹部をしめつけます。
これを30秒程度、交互の膝で行います。
呼吸をゆっくりと鼻から吸って吐くの腹式呼吸もポイントのです。
ちなみにこのポーズは腰痛にも効きますよ。
腸は健康の維持のために重要な機関であり、人間の身体の中で最大の免疫機関ともいわれてます。
また、第2の脳とも言われています。
規則正しいお通じは、感染症予防やアレルギー症状の改善にも効果を示してくれます。
さらに、食生活としては、ヨーグルトなどのビフィズス菌・乳酸菌・植物繊維を毎日意識的にとることも重要です。
そして、朝食30分後の排便用タイムを、便意を模様していなくてもトイレにしゃがむことで習慣付けをすることも大切です。
1日を気持よくストレスのない生活を送りましょう。
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