鶏肉は低カロリー?/知って得する!!ささみ肉、鳥皮、胸肉のカロリー
食卓での登場回数も多く、低カロリー高たんぱく質のイメージのある鶏肉ですが、実際はどうなの?良く知っていますか?
良く食べるお肉だからこそ、できれば太らないような食べ方を知りたいところですよね。
低カロリーを誇るささみ肉のカロリー
やはり、なんといってもはずせない低カロリーの部位と言えば「ささみ」です。
そのカロリーは、100gあたり114kcalと、鶏肉の中でも低い部位になります。
脂肪分をほとんど含まないので、かなりダイエット向きの“太りづらいお肉”と言えます。
ささみがダイエットに向いている理由
ささみに含まれるたんぱく質は100gあたり23.0gもあります。
1日に必要とされるたんぱく質が男性50g、女性40gと考えると、100gでその半分近くも摂取できることになります。
代謝の良い体を作るために必要な筋肉を増やせると考えるとかなり優秀なお肉なのです!
ただ、ひとつ気をつけたいのは、ささみの栄養分です。
鶏のささみは含まれる脂肪分は少ないのですが、逆に脂肪を燃やすL-カルニチンやビタミンBなどが少なく、栄養バランスも良いとは言えません。
一緒に食べるものと合わせて栄養バランスには気をつけたいところです。
鶏胸肉のカロリー
低カロリーであって、色々な調理にも使える万能な部位と言えば、次に、胸肉が挙げられます。
鶏肉のカロリーと、牛肉を比べてみると、
・皮付きの鶏もも肉:253kcal(100g)
・皮付きの鶏胸肉:244kcal(100g)
・皮なしの鶏もも肉:138kcal(100g)
・皮なしの鶏胸肉:121kcal(100g)
・牛バラ肉:517kcal(100g)
・牛サーロイン:498kcal(100g)
・牛タン:269kcal(100g)
・牛ヒレ(和牛):221kcal(100g)
となり、全体的に低カロリーな鶏肉ではありますが、その中でももも肉と比べると、低カロリーなのが分かります。
更に皮を取ることでなんと100gあたり約100kcalもの違いがあり、これはあなどれない数値になりそうです。
鶏胸肉で上手にダイエット
鶏胸肉は、低カロリーであり、たんぱく質が豊富なことに加え、ビタミンB群、ビタミンAも豊富に含まれています。
たんぱく質が不足すると、筋肉が弱くなり代謝が悪くなります。
脂肪燃焼力が弱まるという悪循環に陥るので、良質なたんぱく質を取ることはダイエットにも良いとされています。
更に、パサパサするというイメージの鶏胸肉ですが、実は水分が約75%と高く、消化吸収の効率が良いのです。
なので、調理の際にできるだけ水分の流出を抑えると、食べやすさはもちろん、消化にも良くなります。
鳥皮のカロリー
上の鶏もも肉・胸肉のカロリー差から見ても分かる通り、鳥皮のカロリーはかなり高いと言えます。
100gあたりのもも・胸肉のカロリーで見ると、ついている鳥皮は10~30gでしょうが、皮を取るか取らないかで100kcal近くも差がでるのです。
ダイエットを考えると、鳥皮自体を食べないことはもちろん、もも肉や胸肉についた鳥皮も取り除いたほうが無難と言えそうです。
手羽元のカロリー
鳥皮についで、意外と高カロリーな部位が手羽です。
手羽先は、肉は少ないのですが、ゼラチン質と脂肪を多く含んでいるので100gあたり118kcal、脂質が14.6gと、どうしても高カロリーになりがちです。
そこで、同じく手羽の部位を食べるのであれば、手羽先に比べ、胸肉に近く肉が多くついているのですが、脂肪が少なく柔らかい手羽元がおすすめです。
煮たり焼いたり、から揚げにしても美味しい部位ではありますが、食べすぎには注意が必要ですね。
まとめ
牛肉や豚肉と比べるとやはり低カロリーで高たんぱく質な鶏肉。
ダイエットにはやはり向いているお肉と言えそうです。
ポイントとしては、皮を取ることでどの部位も更にカロリーを落とすことができます。
また、蒸したり、煮たりすることでお肉の脂質意外の脂分を取らないよう心掛けましょう。
焼く際には油は使用せずにグリルで焼いて油を落とすなどの工夫をすることでより鶏肉パワーを活かすことができそうです。
こちらの記事もどうぞ!!
タグ:知識