セロリ栽培の秘密♪♪これを知っていると大丈夫!!
少し匂いの強い野菜として身近な野菜と言えば、セロリがその代表格のひとつではないでしょうか。
お子様で苦手な子も多く、どうやって食べてもらおうか悩みどころですよね。
常に新鮮で美味しいセロリを栽培して、苦手克服と行きたいところです。
セロリのプランターでの栽培
セロリは露地栽培やプランターで簡単に栽培できるので、ベランダなどスペースが限られる場所でも育てられ、家庭菜園としても人気の野菜です。
プランターで育てる場合は、標準サイズ(60㎝程度)以上で深めのものを用意しましょう。
幅60㎝程のプランターに2・3株植えるのが目安になります。
1株毎であれば、深めの植木鉢でも可能です。
1株が大きくなりますので、株間は20~30㎝開けられるようにしておくことが望ましいです。
プランターで栽培する際に覚えておきたいポイント
プランターで育てる場合は、下記にも注意しておくと、失敗が少なくなります。
15~21℃の、冷涼な気候を好みます。
初夏までは日当たりの良い場所が良いですが、夏場はできるだけ涼しく風通しの良い場所に移動させて育てましょう。
乾燥を嫌います。
乾燥しすぎると、生育不良になるので、他の野菜に比べ少し多めに水やりをするようにしてください。
特に高温の時期は水やりを欠かさず、乾燥させないようにしましょう。
水の管理と追肥をきちんと行えば、後は割と手軽に大きなセロリを育てることができますよ。
使用する肥料は?
セロリを上手に家庭で育てるためには、肥料も大切です。
栽培期間が長く、多肥料を好むので、少量の肥料を繰り返し与え、肥料が切れないようにしましょう。
肥料が切れると大きく育たなくなってしまいます。
植え付け20日後頃から、1週間~10日毎に規定に薄めた液肥を追肥し、月に1度程度の割合で化学肥料の追肥も行います。
セロリの収穫時期
セロリは、植え付けから約3~4ヶ月で収穫ができます。
種蒔き時期は5月上旬から7月上旬、苗の植え付け時期が6月下旬から9月上旬なので、10月~翌年1月頃が収穫時期になります。
大きさとしては、株が20㎝以上(30~40㎝程が良いでしょう)になればOKです。
収穫が遅れると、茎の中に「す」が入ってしまうので、要注意です。
食べる分だけ都度つど、外の葉から掻きとって収穫するのがおススメです。
長期の間収穫を楽しむこともできます。
また、セロリに含まれるビタミンの多くは葉に含まれます。収穫時に捨てずに、丸ごと食べるのがおすすめです。
収穫時期の見極めのポイント
ただし、セロリは地中海地方を原産とする野菜のため、極端な暑さ、寒さを苦手とします。
なので、育てる地域の気温によって収穫時期の温度には注意してください。
売られているようなセロリを作るには?
スーパーなどで販売されているセロリは、軟白栽培されていないものはわずかです。
収穫予定の3~4週前に、株を新聞紙などで巻き付け、光を遮ることで家庭栽培でも作ることができます。
ただ、栄養価は少し下がってしまいますので、せっかくご自宅で栽培するのであれば栄養の高いグリーンのままでも良いかもしれません。
セロリの栽培。花には注意!
気温が10℃を下回ってしまうと、トウが立ち、花が咲きます。
花が咲くと、葉っぱも固くなるので食べられなくなってしまいます。
まとめ
収穫するまで少し時間がかかりますが、毎日の水やりと肥料に気をつければ、秋から冬にかけて収穫できます。
新鮮でみずみずしいセロリをたくさん食べることができそうですね。
セロリには、ビタミンAやカリウムが豊富ですし、食物繊維も多く含まれています。
更に、セロリの香りの成分は、ストレスなどでのイライラの緩和や気持ちを落ち着ける、頭痛などの鎮痛効果もあります。
たくさん食べてもカロリーが低いのも嬉しいですし、ご家族で健康的にセロリを摂取できるといいですね。
サラダや漬物など幅広く活用してみましょう。