赤ちゃんの首すわりの時期、判断はどうやてするの?
赤ちゃんが生まれ、抱っこの時期から徐々に首がすわってきます。
ただ、よく「首がすわった」とは聞くものの、いつ頃から、どんな状態が首すわりと判断すればいいのかきちんと知っていますか?
赤ちゃんの成長スピードはそれぞれ違いますので、よく理解しておきましょう。
首すわりの時期は?
生後3か月あたりから赤ちゃんの体の筋肉も発達してきます。
その中でも首回りの筋肉は早い時期に発達し、頭をいち早く支えることができるようになります。
この兆候は早い赤ちゃんだと、生後2か月ごろから現れますが、一般的には生後4~5ヶ月までに首がすわってくることが多いです。
成長スピードによって多少時期は違いますので、ゆっくりと見守ってあげましょう。
首すわりを判断するには
どんな状態で首がすわったと判断できるのでしょうか。
縦に抱いたときに首をまっすぐ保てるからと言って首がすわっているとは言えません。
赤ちゃんが自分の意思で首が動かせるようになることが、首がすわったと言える時期なのです。
目安としては、下記の3点ができるようになった状態が「首がすわった」と言えます。
- 腹這いの状態から、自分で頭を持ち上げることができる
- 仰向けに寝かせた際、両手を持ってゆっくりと起こすと首がついてくる
- 赤ちゃんを縦方向に抱き体を傾けた際、首をまっすぐに保つことができる
これらを、首がすわっていない時期に行ってしまうと危険ですので、注意しましょう。
必ず布団の上で、首をすぐに支えてあげられるような状態で行ってください。
首すわりが遅い。でもそれほど心配しないで
生後5か月を過ぎて、上の3点で首すわりが確認できない時、遅くて大丈夫?と不安になりますが、あくまで一般的な時期で赤ちゃんの成長には個人差があります。
赤ちゃんのペースに合わせて、神経質になりすぎないようにしましょう。
首すわりを練習するなら
首すわりができないからと、無理にさせるのではなく、徐々に自然にできるようになるため調子がいい時などを見て練習をしてみるのもいいでしょう。
1.赤ちゃんをうつぶせにして顔上げの練習をする
赤ちゃんをうつぶせで寝かせるのは危険と言われますが、短時間、赤ちゃんが目を覚ましている状態でしっかりお母さんが見守りながらであれば大丈夫です。
うつぶせになっている時は、横に向き呼吸が苦しくないかを確認してあげてください。後頭部をなでたり、頭の上で優しく声をかけてあげたりするなどして、自発的に顔をあげるように練習してあげましょう。
2.授乳時に縦で抱っこしてみる
赤ちゃんの首の後ろとお尻を軽く支え、縦に抱っこした状態で授乳すると頭を上げる練習になり、首がすわりやすいようです。
3.首の運動をする
赤ちゃんの目が見え始め、色々なものに興味を示し始めたら、色合いのはっきりしたおもちゃなどを目の前でゆっくり左右に揺らし、目で追わせるようにします。その際に首も左右に動き、首回りの筋肉が強くなります。
どんな時も、他の赤ちゃんと比較して焦ったり不安になってしまうと、無理強いしてしまいがちですが、焦らずゆっくりと赤ちゃんの筋肉の発達を確認しながら、自発性を促してあげるような練習をしましょう。
まとめ
首がすわってくると、おんぶができるようになってお世話も少し楽になりますね。
赤ちゃんの視野も広がることでたくさんの景色を自分で見て考えるようになってきます。
ただ、お母さんにとっては赤ちゃんの成長のひとつの目安にもなるこの首すわりですが、あくまでも赤ちゃんのペースを保ってあげることが大事です。
練習をしていても嫌がって泣いてしまったり、機嫌が悪くなるようであればやめてあげましょう。
一緒にひとつずつできるようになっていく成長過程を楽しんであげましょう。
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