あじさいの育て方と楽しみ方!!一服の清涼をあなたに届けてくれます。
ジメジメの季節に私たちの心を和ませてくれるあじさいの原産国は日本。
日本オリジナルのガクアジサイがヨーロッパに渡り、改良を加えられ、今では多種多様なあじさいを楽しむことが出来るようになりました。
あじさいの種類は3000以上!
人工的に改良された園芸品種を含めると、3000種以上になるあじさい。
その種類を大きく分けると、ヤマアジサイ、ガクアジサイ、ホンアジサイになります。
その中でも、ホンアジサイは、有名なあじさい寺や名所でよく見かけるものです。丸くて小花がひしめき合い、サイズも大きなくす玉状のものから、可憐で優雅な手毬状のものまであり、全部がその一帯に集まって咲き誇るさまはゴージャスそのものです。
あじさいの育て方にコツ有り?
あじさいは鉢に入れたままだと水切れを起こしやすいので、庭植えにするか、一回り大きな鉢に移し替える事をお薦めします。
その時にまず気をつけることは、
- 植え付けは3月から5月の間に、根がしっかりまわっている苗木を半日陰の場所に植え付ける。夏場の直射日光が強いところは葉焼けの原因になるので注意。
- 水遣りは、植えつけたらすぐにタップリと。後は、水切れを起こさないように注意して、土の表面が乾いているように見えたら適宜水遣り。
- 植え付ける前に用土に石灰をまぜておく。花姿を良くし、綺麗な色を出すために肥料はたっぷり目に施す。
などです。
あじさいの剪定は必要?
あじさいはただ終わった花柄を切り落とすだけで毎年花を楽しめます。
庭のスペースに余裕が無かった、鉢植えの場合などは、咲いていた花の2節下に脇芽が有りますので、そのすぐ上で切り落とします。
時期は7月から8月。くれぐれも花芽を落とさないように気をつけて下さい。
お気に入りあじさいをさし木で増やしてプレゼント!
さし木であじさいは増やせます。
オーソドックスな方法としては、
1 花芽のついていない新芽を10センチ切り取ります。
2 鹿沼土に刺します。
3 発芽するまで約1ヶ月間、日陰に置ます。乾かないように、水遣りは頻繁にしましょう。
ズボラさん向きには、
1 株の根元から伸びた古株を寝かせて、その上から土をかけるだけ。水遣りの必要もありません。
2 根が生えたら、親株から切り離すだけ、のお手軽増殖法です。
3 欠点は、大量生産できないことと、さし木に比べて、発根に時間がかかることです。だいたい、2ヶ月を想定してください。
あじさい寺
大きく庭で咲かせたり、小ぶりにして鉢植えにして楽しんだり、その種類が多いだけに自宅で楽しむあじさいの魅力は尽きません。
でもこの季節には各地であじさい祭りが開催されているので、ランチを楽しみながら、パワースポット巡りを楽しみながらと、梅雨の合間を縫って出かけてみてはいかがでしょうか。
あじさいの見頃は、梅雨のまっただ中。それも気温の高い日のあじさいは見事です。
まずは「紫陽花寺」で有名な鎌倉の明月院、夏目漱石の小説『門』にも出てくる円覚寺、密集したあじさいが豪華で見応えたっぷりな東慶園をめぐる北鎌倉2-3時間のコースがお勧めです。
疲れたら、ランチをとってほっと一休み。鎌倉周辺にはおしゃれなカフェレストランがいっぱいです。
また、スピリチュアル系では、同じく鎌倉の成就院は縁結びのパワースポットで有名です。あの人との縁結びを願いながらのあじさい鑑賞もいいですね。
日本全国はあじさいでいっぱいの梅雨時。家に閉じこもっていないであじさい鑑賞に出かければ、きっと心に晴れ間がひろがること、間違いなしです。
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