人工甘味料(ゼロ、オフ商品)に要注意!
あなたの周りに押し寄せている人工甘味料を使った低カロリー商品が、つぎつぎ生まれています。
今や、それなしでは商品は作れないと言われるほど多く使用されている人工甘味料。
毎日、否応なく私たちの口に入り健康を脅かしているかもしれません。
最近では、肥満や糖尿病の情報が行き渡り砂糖は控えめが当たり前となってます。
故に、その反動のせいか時々甘いものが食べたくなる衝動に駆られます。
「いかんいかん、砂糖は太る」と自分に言い聞かせても本能はなかなか抑えられません。
項目
人工甘味料の種類
おおまかに言って、人工甘味料は、サッカリン、スクラロース、アスパルテームの3種。
サッカリンは以前に発ガン性の疑いが持たれて、一時は使用禁止になりましたが、その後、制限付きで使用できることになりました。
スクラロースは、体内で分解されにくい物質で、下痢を誘発し、流産の原因、ホルモンや免疫システムを乱すと指摘されています。
そして、最も疑惑の多いアスパルテームは、世界で1番使用使用されているスーパー甘味料です。
人工甘味料の危険性?
サッカリン、スクラロース、アスパルテームは、FDA(アメリカ食品医薬品局)の認定を受けていて、基準を超えて摂取しなければ問題はないはずなのですが、それでも危険だとする研究結果が数多く出ています。
それは、アスパルテームが体内で代謝される時に、フェニルアラニンとアスパラギン酸が生成されることにあります。
フェニルアラニンは、フェニルケトン尿症との関連性が疑われていて、アスパラギン酸の摂取は、カリウム血症の方や重い腎臓病の方にとっては危険性がひじょうに高いです。
やめられない人工甘味料の副作用
副作用としては、頭痛・めまい・記憶障害・視覚障害・てんかん・失明などがあります。
心臓系においては動悸や頻脈、消化系においてはムカつきや腹痛、その他に悪性の脳腫瘍、蕁麻疹やアレルギー、精子運動力の減少などです。
これを知れば、誰でもが人工甘味料をやめようと思うはず。
しかし、人工甘味料には「中毒性」という罠があり、一度虜になってしまうと、なかなか逃れることが出来ません。
妊婦さんも要注意。人工甘味料の摂り過ぎで我が子に影響か?
妊婦さんが気にかけるのが「フェニルケトン尿症」です。
アスパルテームが代謝分解される時に出来る物質のうちのフェニルアラニンが血中に増加し、フェニルケトン尿症を起こす可能性があるのです。
フェニルケトン尿症の女性は妊娠しても流産しやすく、生まれてきた子供には知能障害、発育障害が起きる恐れがあります。
人工甘味料は砂糖じゃないからって摂り過ぎれば、あなたもいつかは糖尿病
人工甘味料を採っても糖尿病にはなりにくいと考えるのが人の常です。
これについて、インシュリンがどうのという理論よりもわかりやすい実験の結果が出ています。
それによると、人間には問題ない量の人工甘味料を与えられたマウスには耐糖機能障害がおこり、砂糖水を与えられた別のグループのマウスには、それが見られなかったという結果もあります。
健康はナチュラル甘味使用で取り戻せる!
まずは、商品のパッケージを徹底チェック。ゼロ・オフ商品の購入に気をつけて下さい。
どうしても甘いモノがやめられない場合は、自然由来の甘味料にシフトしましょう。
代表的なものに、ステビア、エリスリトール、羅漢果、レアシュガーがあります。
このうちエリスリトールは、どれだけ摂っても問題ない、血糖値を上げないことも実証されています。
しかし、私たちの身体にとって、元々は砂糖とはあってもなくてもいい物ですから、生活習慣、食習慣を変えて、甘いものを徐々に少なくする努力も必要かと思います。
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